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2017-04

「サイレントヒル」 - 2006.07.17 Mon

怖いよ、ジョデルちゃん…
(c) Silent Hill DCP Inc. / Davis Production
SH S.A.R.L

○○○は助かってほしかった。その気持ちが、ずっと後まで残っている。
死んだと思ったら生きていて、よかったと思う間もなく、あの、むごたらしい最期とは。ひどすぎないか? 悪趣味きわまりない。
ああいう(尊敬すべき過去をもつ)キャラクターが生き残らないなんて、どういう考え方で話を作っているのだろう。
その点においては、個人的には最悪な映画。
ちなみに、原作のコナミのゲームには、この部分はなく、映画のオリジナルらしい。

終わり方も、何を意図して、あんな形にしているのか、意味が分かりにくい。母の愛、独占? あの後、どうなるのだろうか。

怪物たちについては、とくに怖くもなく、そんなもんか、という印象。
あいつらは、恨みによって生まれたものなのかねえ? そういうところは、どうでもいいことなのかな?

などと否定的なことを並べてきたが、映像や音の雰囲気は、いい。霧と灰の色の中に、ぼんやりしたかのような、アナザーワールド(別世界)。
サイレントヒルで奮闘する2人のヒロイン、ラダ・ミッチェルとローリー・ホールデンも、いい感じで頑張っている。

闇を進む母親(ラダ・ミッチェル)
(c) Silent Hill DCP Inc. / Davis Production SH S.A.R.L

そして、事件の鍵を握る娘を演じるのが、ジョデル・フェルランド。先日「ローズ・イン・タイドランド」で見た彼女だ。(本作ではラダ・ミッチェルの役名がローズで、偶然とはいえ面白い。)
そう、ジョデルが出演しているから、この映画を観たのだ。
出番は少ないが、2役。とくに、意味深な、ちょっとした表情の演技には、巧さの片鱗を見せていた。

夫の役にはショーン・ビーン。どこかで見た顔だなあ、と思いながら、ずっと観ていて、エンドクレジットで名前を見て、おお!とヒザをたたいた。(断るまでもないが、実際には、たたいていない。)
どうして、いつも彼を見ても名前が出てこないのだろう。この顔はショーン・ビーンだぞ、と、しっかり認識していないとしか思えないな。
ところで、この夫、あんまり役に立たなかったし、存在意義が薄い。これでいいのか、と多少、疑問に感じたのだが…。

分からないといえば、デボラ・アンガーも、メイクのせいで、ぜんぜん分からなかったなあ。

展開として、怪物よりも何よりも、人間の狂信的な信仰の怖さに、終盤の話が持っていかれたのが、よかったのかどうか。

サイレントヒルの町へ
(c) Silent Hill DCP Inc. / Davis Production SH S.A.R.L

エンドクレジットの音楽と映像は、かっこいい。“You're not here”という曲は、ゲームのオリジナル音楽なのだそうで、これは素晴らしい。山岡晃という人の作曲。
映画のBGM自体も、ゲームのオリジナルからが多い、という。この部分は、かなり原作に忠実なんですね。

好きになれないところもあるが、映像の雰囲気、音楽、ラダ・ミッチェルの熱演、ジョデルちゃんの出演に対して、点数を贈る。

(7月16日)

SILENT HILL
2006年 カナダ・日本・アメリカ・フランス作品
監督 クリストフ・ガンズ
出演 ラダ・ミッチェル、ローリー・ホールデン、ジョデル・フェルランド、デボラ・カーラ・アンガー、アリス・クリーグ、ショーン・ビーン

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評価☆☆★(2.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

ありがとうございましたm(_ _)m

 BJさん、こんにちは! 記事内リンク&TB、どうもありがとうございました。

 BJさんがこの記事で使ってらっしゃる、少女の顔がアップになっている画像、初めて見ました。一見、おどろおどろしい『オズの魔法使い』みたいで、結構目を惹きますね~。

>香ん乃さん

ジョデルの顔アップは、外国版DVDのジャケットです。
主演のラダ・ミッチェルではなく、ジョデルちゃんが使われているんですねー。小さな大女優? 日本版DVDが出たら、ジャケットは同じになるのかな。

一応、

ゲーム版「サイレント・ヒル」も一通りプレイしましたけど、一番下の画像なんて、もろにゲームの世界観を反映してますね。よく出来てると思いますよ。

でも個人的には、「パパ主人公」というゲーム版の設定をそのまま活かして欲しかったかな。
パパが娘を必死に捜し求める図ってのも結構感動モノでしたし、協力者の女性(←これがローリー・ホールデン演じるヒロインなのかな?)と次第にイイ関係が築かれていく辺りも見どころの一つでしたから。
何より、ショーン・豆好きの私にとっては、非常に残念な変更だったわけで。ハイ。(^^;

ところで、ボーさんに「個人的には最悪な映画」とまで言わせしめたラストとはいったい?
とっても気になりますたい!

>小夏さん

おお! 小夏さん。ゲーマーなんですね! 私は、まるっきりしません!

ゲームでは父親が主人公というのは調べて知っていました。映画的にはヒロインのほうが似合っているというか、傾向的には、やっぱりヒロインですよね。
「ショーン豆」(特別種)は、あまり活躍を許されませんでした…。

最悪なのは、ラストではなく、もうちょっと前なんです。

こちらにも

TBさせていただきますね。
ボーさんの書く記事、とても好きです。私はこの作品は正直、あまり好きではありませんが、ジョデルちゃんの出演作ということで、TB出させていただきますね。
今後、ボーさんの記事を楽しませていただきながら、少しづつ、TB貼れるものに貼らせていただいてよろしいでしょうか?

>とらねこさん!

私の記事が好きなんて、このうえなく有り難く、もったいない、お言葉です。
けど、嬉しいです! ありがとうございます。

いくらでもTBしてください。映画の感想は、いっぱいありますから。
TBもらったら、お返ししますよ。
きれいな女優さん好きなので、読んでるうちに呆れてしまうかもしれません…!?

でも、TB貼れないのでしょうか。それとも、これから?

何度やってもダメのようです

すみませんでした。普通に他の方にTB出すようには出せないんでしたっけ?
すみません、やり方がわからないので、あきらめます。

>とらねこさん

すいません、変ですねえ。
英字のみのTBは制限していますが、それ以外は何もしていないのですが。
偶然できなかっただけかもしれないので、気が向いたときに日を改めて、やってみてください。
もしもTBがダメでも、コメントいただければ嬉しいです。


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