「ムーラン・ルージュ」(12回目) - 2006.08.01 Tue

この映画は大っ好き!!
公開前に、マリリン・モンローさんの持ち歌“Diamonds are a Girl's Best Friend”を主演のニコール・キッドマンが歌っているという情報を得て、大喜び。海外の公式サイトで、雑然としたエネルギーに満ちた音楽や映像に触れて、ものすごく公開が楽しみになった。
コンビニで立ち読みした雑誌で偶然見つけた、土曜日の試写会に当たった。平日以外の試写会は珍しいもので、私は平日の試写会には仕事の関係で行けない。まさに幸運が重なって、この映画の試写を観ることができたのだ。
2001年11月から翌年4月の間に、試写会を含めてスクリーンで7回鑑賞、その後DVDで4回鑑賞。
HPのほうで、初見時にしっかり書いた感想は、こちらを見ていただければ、と思う。
鑑賞時それぞれの短評は、こっち。
今回、なんと3年ぶりだ。こんなに間を開けてはいけませんね。1年に1回は観ないと!
DVDで観ると、大きなスクリーンで観たときよりも明らかに臨場感が違うけれど、それでも大好きな映画だ。
パワフルな演出と編集。コミカルさと王道メロドラマ、ミュージカルの混合。ニコール・キッドマンの信じられない美しさ。ニコールとユアンの歌の上手さ。
素晴らしい歌たちが始まると、もう嬉しくて、泣けてくるところもあるのだ。そのうえ、ばりばりの悲劇だから、また泣ける。
観ている間、のめり込みまくり。
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(c)TWENTIETH CENTURY FOX. All rights reserved. |
ニコールの歌う“Someday I'll Fly Away”、そして、もちろんオリジナルの“Come What May”が特に好きな歌かな。
“Come What May”は、勢いあまって自分で訳しちゃったもんね!
クリスチャン(ユアン・マクレガー)が、やがて公爵の女にならざるをえない運命であるサティーン(ニコール・キッドマン)に言う。
「曲を書くよ。ショーの中で使おう。たとえ何が起ころうと、その曲を聞いたり、歌ったり、口ずさんだりすれば、ぼくたちはお互いに愛し合っているということなんだ」
それで生まれた曲が“Come What May”。この曲はラストで大感動を呼ぶのだ。私なんぞは流れ落ちる涙なくしては見られません。
私の、この数年間のベスト1か2として輝きつづける作品である。
(7月29日)
MOULIN ROUGE
2001年 アメリカ作品
監督 バズ・ラーマン
出演 ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバー
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評価☆☆☆☆☆(5点。満点は5点)
● COMMENT ●
おお~♪
>とらねこさん!
ねー! 最高ですよね!
とくに私は、めったに行けない試写会のときから、お付き合いできた意味でも、特別の映画です。
笑わせて泣かせる、俳優は素晴らしい、既存の曲を使うユニークな形で、ミュージカルとしてのエンターテインメントも最高級!
カラオケは、ほとんど行かないので歌ったことはないですけど…心の中で歌います!
&ブログのほうもリンクしちゃいました! 下地にあるのは、レッドカーテン? レッドカーペット?
レディ・マーマレード!
で、MTVの方の、Pinkやクリスティナ・アギレラ等、セクシー・ディーバがジャカジャカ出てくる、本編よりももっと猥雑なビデオ・クリップにもハマッてしまいました。
それと、私は美術系なんですが、ロートレックの世界が現在のリズムと共に蘇ったようでうれしかったですなー。
>lalakiさん
音楽も豪華で楽しいですしね!
サントラCDが2種類あって、どちらも持っていますし。
ロートレックやサティ、ムーラン・ルージュ。あの時代を、ちょっと覗いてみたいです。
私も好き。
この映画で、元々結構好きだったユアンの‘声’にヤられちゃいまして、
あの声を聴くと、「ぶるっ」(恋!)となるのです。
勿論、陶器の様に美しいキッドマンも大好き。
音楽も好き♪
冒頭出てくる、‘お酒の妖精’見たいのもスッゴク好きです。
>紫さん
好みは人それぞれとはいえ、自分が大好きな映画を好きと言ってくれると、すごーく嬉しいものです。
ユアン・マクレガー、歌うまいですよねー。ニコールの前で“Your Song”を歌い出すところなんて、感動して泣けてしまいます。
お酒の妖精! アブサンの精ですね。歌手のカイリー・ミノーグが演じている、すっごく色っぽい妖精!
あのへんの怒涛の展開は「ムーラン・ルージュ」ならでは! 他に2つとない映画です!
はいは~い♪(挙手)
けど、ぶっちゃけ初見時(レンタル)は最後まで観れなかったんですよ。もう最初のフレンチカンカン(?)で早くも疲労困憊してしまって(汗)。それでも懲りずにDVDまで買っちゃったのは謎なわけですが、それからですね、ハマリにハマって、もう7回くらいは観てます。
なんつっても、ユアンに惚れたのはこの映画でしたから。女子としては、あの愛を語るユアンの美声に惚れないでどうするよって感じです。ニコールもほんっとに綺麗!あんなに可愛らしい声の持ち主だったのも意外でした。
ユアン&ニコールが撮影時に擬似恋愛のような状況になったと聞いてますけど、ちょっとわかるような気がします。
エエ雰囲気でしたもんねー。ほら、柱の影のキスシーンとか。キャー♪(そこかいっ!)
>小夏さん
この映画をブログのサイドバーにのっけてるほどなのに、発言がなくて、おかしいなーと先生も思ってたんだよ。
あ、最初は疲れました? そうかもしれないですね。人によっては面食らうかも。そこを乗り越えてこそ、幸せがある。なんちゃって、先生。
むむー。やはり女子はユアンかー。公爵じゃないのかー。ジドラーじゃないのかー。ロートレックじゃないのかー。私じゃないのかー。(こらこら)
私もニコールと共演して、擬似恋愛したい…(でも結婚しちゃったか。)
こんばんは!
最初に出てくるティンカーベルのような、お酒に書かれた緑の妖精も、マリリン風の化粧でしたよね♪
ブランコに乗るシーンも。
本当にこの作品大好きだな、と見ていて改めて思いました。
>とらねこさん
100本目記念に、この映画を書くなんてっ! 素晴らしいです!
こんなにエキサイティングな映画は、めったにないですからね。
ティンカーベルは、もともとディズニーが、マリリンをモデルにしたという話なんですよ。雰囲気が似ているわけです。
大好きなニコールが大好きなマリリンを歌う、というだけでも、特別な映画です。
良い映画を紹介いただきました。
色彩設計の見事さ、主役ふたりの歌唱力、選曲センス・・・どれもがイケてる映画です。
マリリンさんをイメージしたシーンもありましたね~。
マリリンさんほどではありませんけれど、ニコールもセクシーでした。
悲劇ではありますが、愛を全うしたのですから、幸せなふたりだと思ってあげたいです。
>マーちゃんさん
しかも気にいってもらって、もう最高でーす!
斬新で古典的。そうですよね! イケテますよねっ!
もともと私がニコール好きなのも、この映画を好きになった大きな理由でしょう。
こんな恋愛したい…けど、したくない…つらいですから。
私には、この映画は、関わった時点から、特別な作品ですね。
ファンが多くてうれしい気分
今週、ちょっとミュージカル特集をやってまして、
「ムーラン・ルージュ」を再見しました。
音楽も映像もすごくセンスがあって最高の作品ですよね!
やっぱりボーさんの記事は、この作品に対する思いが熱いですね~
私もこの作品好きだけど、14回とか観てないですもん。。。
それから、ボーさんが訳した「Come What may」も読ませてもらいました。
めちゃくちゃ愛に溢れている内容で、また泣きそうになりましたよ~
>YANさん
ありがとうございますうー。
最高でしょ~!
そうだ、今年まだ見てないんですよね、見なきゃ~!
これと「マルホランド・ドライブ」を!!
泣いてください、涙してください!
そういえば、この監督・主演(ニコール)コンビの新作、今年公開かな~?
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毎度毎度見る度泣けますし,like A virginのところでは、爆笑してしまいます。
嬉しいなぁ・・・!
愛のこもった、素敵な記事でした^o^/
あ、カラオケにCome what mayありますが、もちろんボーさん、歌いますよね?