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2020-12

「スーパーマン リターンズ」 - 2006.08.27 Sun

「スーパーマンⅡ/冒険篇」(1981年)の続編の形をとって、スーパーマンが戻ってきた!
新しいスーパーマン・シリーズの始まりだ。

クリストファー・リーブのイメージに近いブランドン・ラウス
(c) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc.
All rights reserved.

かつての3作目、4作目は、1、2作目と比べて質が落ちていたという記憶があるから、今回、2作目の続編としたのは、スーパーマンの大ファンであるブライアン・シンガー監督としては妥当な考え方なのだろう。

予告編を見たときは、予想よりも面白そう、と思った。銃弾を、あの場所(どこかは伏せておきますが、変な場所じゃないよ)に受けても平気な顔で、ニヤリとするところには、うおおー、すげー! かっこいー! と背筋がゾクリとしたものだ。

公開されて映画館の席に座り、ジョン・ウィリアムズによる懐かしいテーマ曲が始まったときには、まさに、クリストファー・リーブ主演の映画「スーパーマン」の正統な(?)復活を実感した。昔の通りの、この曲を使ってくれてよかった。わくわくするしね!

主演のブランドン・ラウスは、まず第一に、旧シリーズのスーパーマンを演じたクリストファー・リーブに感じが似ていてイメージを壊さないことを考えて起用されたのではないかと思える。
旧シリーズを知っている観客にも、あまり違和感はないくらい、彼はクラーク・ケント、スーパーマンなのである。

キティ(パーカー・ポージー)、いいですね!
(c) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc.
All rights reserved.

スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーをケヴィン・スペイシーが演じる。悪い奴であっても、どこか、おばかな面もあるのが、どうも憎めないんですけど。
ルーサーの彼女、キティにはパーカー・ポージー嬢が扮する。私はヒロインのロイス・レイン役のケイト・ボスワースよりも、彼女のほうがタイプかも!
ルーサーの計画で何億人もの人が死ぬ、と聞いた彼女の心は複雑だ。スーパーマンに危ないところを助けられたこともあり、彼がルーサーたちに虐(いじ)められるのを見るのは、つらい。
心の優しい、いい人なんである。そういう彼女と一緒にいるルーサーまでもが、そんなに悪い男に思えない、という思いがけないプラス(だかマイナスだか分からないが)の効果を生んでいる。もちろん、私にとっては、の話である。
ポージー嬢、私が観た映画の中では、メグちゃんの「ユー・ガット・メール」に出ていたという。今度観る機会があったら、どの役で出ているか注意してみよう。

スーパーマンの活躍は、彼の帰還を華やかに告げる、スペースシャトルとジェット機の事故を救う場面が、いちばんスリリング。
とくにジェット機を救って地上に置いた、その場所が傑作! 舞台効果満点で、これぞアメリカンヒーロー!なのだ。
ただし、このあとに、それ以上のスリルある活躍場面がなかったと思えるのが、ちょっと惜しい。最後のほうは、苦しみながら頑張ったという印象が強いから。

ロイス・レイン(ケイト・ボスワース、左)とレックス・ルーサー(ケヴィン・スペイシー、右)
(c) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

スーパーマンとロイス・レインがいっしょに飛ぶ場面は、「スーパーマン」映画には、はずせない。今回、ちゃんと入れてくれた。
旧シリーズのロイス役、マーゴット・キダーも、スーパーマンとのフライング・シーンがいちばん記憶にあるしね。ロマンティックですよ、好きな同士で飛ぶんだから! こんなデート、他の誰ができますか!(あ、空を飛べるスーパーヒーローなら、できるか。やろうと思えば。)

スーパーマンの育ての母にエヴァ・マリー・セイントというのも、懐かしい名前で嬉しい!
ヒッチコック監督の「北北西に進路を取れ」(1959年)のヒロインですよ!

1、2作目を担当した「X-MEN」の完結編の監督を断ってまで、好きな「スーパーマン」を監督したブライアン・シンガー。
エンドクレジットでは「クリストファー・リーブ夫妻に捧げる」という言葉を入れた。素敵な配慮である。(スーパーマン役で活躍したリーブ氏は、落馬による脊髄損傷で首から下がマヒになり、車椅子生活となった。マヒに関する研究を金銭的に援助し、後には映画制作の世界に復帰したが、2004年に心不全で亡くなった。奥さんのダナも今年2006年の3月、肺がんのために他界している。)

シンガー監督は、次作に向けて、すでに動き出しているそうだ。楽しみにしてます。

(8月19日)

SUPERMAN RETURNS
2006年 アメリカ作品
監督 ブライアン・シンガー
出演 ブランドン・ラウス、ケイト・ボスワース、ケヴィン・スペイシー、パーカー・ポージー、ジェームズ・マーズデン、フランク・ランジェラ、サム・ハンティントン、エヴァ・マリー・セイント

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評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

みやげのTBガッツリ受け取りました。

おー!ボーさんはキティさん好みでしたか。オトナですねー渋いッスねー。

>最後のほうは、苦しみながら頑張ったという印象が強いから。
いやぁ~、救急車で運ばれるスーパーマンってのは、さすがに予想外でしたよ。
心臓マッサージも鋼鉄の身体には効かなかったみたいだし、いったいどうやって復活できたのでしょう、、、謎。

個人的には、例のオコチャマがもっと活躍してくれるのかな?と思ったけど、今回はあんなものですかね?本格的な見せ場は次回以降ってことになるのかしら。
今後、こちらの展開もちょっと楽しみです♪

気になるのはやっぱり

TBありがとうございます♪
気になるのは確かにロイスの子供が続編でどうお話に絡んでくるかですよね。
下手すると、ゴジラシリーズのミニラみたいな存在になって、シリーズをマンネリ化の道に追いやるかもしれませんし、上手くやると「スターウォーズ」みたいに世代を超えた壮大なお話にしていくことができるかもしれないし。
次回作の監督の腕の見せ所ですね。

面白かったですぅ! 今ボーさんの解説を読んで へぇ~へぇ~状態です。
あのお母さんが北北西のねぇ・・・お母さんなのに何で病院に入れなかったんでしょう?

小夏さん
>いったいどうやって復活できたのでしょう
そりゃ やっぱり子どものチューが効いたんだと思いますです。

追加

アンパンマンとバタ子さんの空中デートもありですね。(笑)

ああ!

パーカー・ポージーさん出てるんですか。しかもこのルックス、アン・ルイスかと思っちゃった。(^^;
「ユーガットメール」で、たしかトム・ハンクスの恋人役じゃなかったでしたっけ?才気走った感じで口やかましそうな(笑)。
結構あちこち出てる女優さんですよね。

>小夏さん、kiyotayokiさん、Nanakonaさん、紅玉さん

小夏さん、はい、キティさん、よかったです。その思いは写真に表れていますね。え、大人ですか? そうでしょー。
救急車で運ばれるのも珍しいですが、服を脱いだら人間みたいな見かけの体だということを、すっかり忘れていて、驚きました!
お子ちゃまは、次回は何歳なんでしょうね。

kiyotayokiさん、ロイスの子どもが、どうなっていくのかは、大きな注目点ですね。「あれ」を動かしたりしてるので、子ども自身も薄々は何か気づいているはずかと思いますが。
うまく脚本を作ってほしいです。

Nanakonaさん、あ、お母さんですけど、彼女はケント氏のお母さんであって、スーパーマンとは他人で通しているのでは?
復活のことは、そのとおりだと思います。パワーをもらったんでしょうか。スーパー唾液とかじゃないですよね(笑)。
私はアンパンマンは、よく知らないのです…。

紅玉さん、ええ、ちょうど、アン・ルイスに変装したところです(って、ちがーう!)。
トム君の恋人役ですか。そのうちに再見してみます「ユー・ガット・メール」。パーカー・ポージーという名前、この「リターンズ」まで知りませんでした。不覚!

うれしいですね

至上空前の実在のスーパーマン
http://plaza.rakuten.co.jp/superman81/
つい最近自分に気づいたばかりです。
今後の展開が楽しみです。
本もじきに出しますのでぜひ買ってください。
リンク制限に達してしまい、リンクが貼れませんが、お気に入りに記録しておきます。
私もけっこうイケメンのビルダー系です。
あなたもスーパーマンになれますよ。

>実在のスーパーマンさん

いらっしゃいませ! スーパーマンからコメントが来るとは思いませんでした。
サイト拝見しました。真面目っぽい冗談みたいなユニークなものですね。
私はスーパーマンにはなりたくないですが、たまには我が家にも飛んで記事を読みに来てください。


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