「ブラック・ダリア」 - 2006.10.23 Mon
![]() |
(C) 2005 Millennium Films. All Rights Reserved. |
あんまり面白くなかったので、3人の女優の画像を載せて終わろうと思う。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1981年)のジェシカ・ラングのように、テーブルの上でジョシュ・ハートネットとエッチをするスカーレット・ヨハンソンの画像もあったのだが、青少年の目に触れるとマズイので、やめておこう。(笑)
ちなみに、このシーン、食事が並んでいるテーブルから食べ物を払い落とす。もったいないし、床は汚れるだろうし、皿は割れるかもしれないし。マジでそんなことするかね、と思うよ。あまりに現実離れした性欲アニマル!(苦笑)
画像(ミア・カーシュナー、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク、の順です)だけで終わるのも何だから、もう少し書きましょう、と思い直して…。
考えてみると、ジョン・ヒューストン監督の「マルタの鷹」(1941年)、ロマン・ポランスキー監督の「チャイナタウン」(1974年)などの探偵ものの名作といわれる映画は、私は面白く観ることがなかったんだよねえ。
![]() |
(C) 2005 Millennium Films. All Rights Reserved. |
あっちは探偵、こっちは警察という違いはあるが、雰囲気的には似ているような。定義的に合っているのか知らないが、ハードボイルドというのか。
そういう映画とは合わないのだろうか。
ブライアン・デ・パルマ監督だから、という理由だけで観た。
「ミッション・トゥ・マーズ」(2000年)を観たときには、トンデモ映画を作る監督になっちゃったか、とも思った人。
「キャリー」(1976年)、「愛のメモリー」(1976年)、「フューリー」(1978年)、「殺しのドレス」(1980年)あたりの、独自の面白さをもった作品群は忘れられない。ヒッチコックの再来なんて言われていたこともある。(ヒッチコックとは違うと思うけど。)
「ファム・ファタール」(2002年)は、主演のレベッカ・ローミン=ステイモスが素敵だったからいいのだが、この「ブラック・ダリア」は、それほどの魅力を発揮した女優もいなかったねえ。
![]() |
(C) 2005 Millennium Films. All Rights Reserved. |
ジョシュ・ハートネットの相棒アーロン・エッカートが熱くなってる理由もよく分からなかったし、最後の謎解きで、よく分からん男がいるのも、それこそ謎だった。私が話をよく理解してないというか、映画を観ていても、理解できにくいんじゃないか?
スカーレット・ヨハンソンの役柄が、どうにも中途半端な気がする。悪女ではない。
結局、2人の男を愛して、その間で揺れ動く女ということなんだろうが、そこにいて、あまり輝いていないように思える。
ヒラリー・スワンクのほうが存在感があった。
ブラック・ダリア役のミア・カーシュナーは、私は初めて見るが、「24 TWENTYFOUR」ではテロリストのマンディを演じているとのこと。
猟奇的未解決事件として有名なブラック・ダリア事件について知ることができたのが収穫か。
最近の映画には珍しくエンドクレジットが短かったのも、映画そのものに、あっけない印象を感じさせてしまった。
ひとつ、映像的に、おおっと思ったのは、遺体発見現場(女性が、わめいている)からカメラが、ぐっと大きく引いていき、近所で主役2人の刑事が張り込みをしている場所まで含めて俯瞰(高いところから見下ろし眺める)になるところ。
このシーンは見事。撮影監督は、ヴィルモス・ジグモンド(有名です)なんだよね。
(10月21日)
この記事の分類「映画感想(私にとっての難あり映画)」についての説明は、こちら。
THE BLACK DAHLIA
2006年 アメリカ作品
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナー
トラックバック:
PICO*THEATRE様、シカゴ発 映画の精神医学様、ブラック・ダリア@映画生活様、シネマトゥデイ様、goo映画様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)
追加トラックバック:
Rocking Chair Blog様
評価☆☆(2点。満点は5点)
● COMMENT ●
いまいちでしたかね
そっか、イマイチかぁ
ところで、ヒラリー・スワンクって静止画像だけ見ると、ものすんごく違和感アリアリなんですが、映画だとそうでもないのかしら。彼女のいかにも「オンナ」してる役どころってちょっと苦手なもので。(^^;
そういや、来月WOWOWで「殺しのドレス」が放送されるみたいで、ちょっと楽しみな小夏さんなのでした♪
その日は食欲がなくなって・・・
だからこの映画も、見たくないかもです。
むかし、
ミア・カーシュナーというと、「エキゾチカ」というカナダの映画で女子高生の制服姿で踊るストリッパーの役を演じていたのが印象に残ってます。
それにしても、ホンモノのブラックダリアの死体って、すーーっごいオゾマシイものだったらしいですね。ご飯食べられなくなりそうです。
>renさん、小夏さん、ユリディスさん、紅玉さん
小夏さん、原作をお読みですかっ! ううむ、読書家だなあ…。
えっ? スワンク嬢、違和感ないですよ。いいと思います。被害者ブラック・ダリアと、そっくりという物語設定には、どうかと思いますが。
あ、「殺しのドレス」! 久しぶりに観ようかな!
ユリディスさん、私も映画を観たあと、ネット上で写真を見ました。私は、そういうの、わりと平気です。白黒なので、まだ救われますね。
映画では、ロングショットで映像があったくらいでしょうか。忘れました…。(忘れるの、早いよ!)
紅玉さん、巷の評判など、気にする必要はありません。ましてや、私の評価をや。(国語の用法、合ってますか?)
スカーレットのクラシックな装いって、写真で見ると、どうも…。
ヒラリーちゃんは問題ないですよ。(と私が思うだけですが。)
ミア・カーシュナー嬢を知ってるなんて、すごい!
とにかく、映画は気持ち悪くないですから、心配なきよう、行ってらっしゃーい!
ううん、評判悪いですねぇ・・・
期待度が大きかったからか、宣伝が凄すぎたからか?
ヨハンソン、『マッチ・ポイント』での現代女性の方がイキイキとしているように見えました。
クラシックな装いだとなんだか固くて、妙に頭がデカく感じて^^;
同姓の私が言うのもなんですが、色気半減です。。。
ヒラリーに関しては、コメント自粛します(ゴメン)。
しかしホンマに面白なかったなぁ・・・
>uniko@ニャンくんさん
スカーレットちゃんも似合ってなかったですよね! そう思います。
ヒラリー…自粛ですとお! いや、私はOKですけどー?
ミア・カーシュナーはいいけど、フィルムの中だけの演技でしたからねえ。
もうちょっと何とかしてほしかったですね。演技者か雰囲気か、どちらかだけでも。
自分もちょいと・・・
でも、ボーさんの上げられた、スカちゃんの画像、まるでマリリンのようで、ちょっとグっときちゃったボーさんなのでは♪
スカちゃんは私、『ゴーストワールド』より好きな女優さんなんですが、ボーさんはいかがですか♪
>とらねこさん
この写真または、この映画のスカちゃんは、私は、マリリンを感じなかったのですよ~。
あんまり魅力的じゃなかったかな…。
「ゴーストワールド」「バーバー」あたりは好きですが、その後は、彼女の映画そのものをあまり観ていないので、なんとも言えないというのが、実際のところですねえ。
ミア・カーシュナー
あらら、ここでも評判悪い・・・
ブラック・ダリア事件は、子供の頃マンガで読んでから興味がありました。
今まで映画の題材として使われなかったというのが逆に驚きですね。
そしてミア・カーシュナーの「エキゾチカ」私も観た事あります^^;
ベビーフェイスでお尻フリフリ、それはそれで魅惑的でした☆
でも久しぶりに観た今作のミアは、なんか哀しいわ~
>わさぴょんさん
えっ、マンガで、この事件の話、あったんですか?
私は事件の名前は聞いたことがありましたが、この映画で、ちょっとだけ詳しく知りました。
「エキゾチカ」、まったく知らなかった…。観てみたい気もしますね~。
やっぱイマイチ・・・
私もストーリーに関して、物足りませんでした。
ブラック・ダリア事件に的を絞って、
もっとおどろおどろしいサスペンスにしてほしかったですよ。
テーブル上でのエロティックなシーンですが、
あれは絶対に現実ではないですよね~
私は倒れたグラスの破片がスカーレットの背中に
刺さりはしないか心配でした。
後片付けは誰がやるのだ。考えただけで、ありえません。
それにしても、3枚とも良い画像ですね~!
みんな魅力的に見えます。
>YANさん
やっぱり、テーブルエッチ場面は、有り得ないですよねっ! ちゃんと片付けてからやれって。それができないのは、理性なしです。野獣。あれは嘘ですよ。
我が家の画像は女優中心ですから、ジョシュもアーロンも出てきません!(爆)
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/669-7abdf1c2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
正直な所です。デ・パルマ領域(勝手につけました)だったので余計に残念です。