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2017-11

「キスへのプレリュード」 - 2007.05.17 Thu

ポスター
オープニング。デューク・エリントンの「キスへのプレリュード」が少しだけ歌われたあと、ブルースハープ(ハーモニカ)を使ったインストルメンタルに続く。そこのメロディが、まず大好き!!なんともいえない、あったかい、いい雰囲気がある。
音楽はハワード・ショア。(「ディパーテッド」などマーティン・スコセッシ監督作品が最近は多い。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズも彼のスコア。)

デボラ・ハリーが歌う「キスへのプレリュード」は、ゆったりとした、ムードのある曲。(ただし! もしも歌うとなると難物だ。音程の上がり下がりが微妙に難しいし、音の高低差が激しい。)
余談ながら、デボラ・ハリー(元・ブロンディのボーカルでしたね)は、マリリン(もちろん、モンローさんですよ)を意識していて、ウワサでも、マリリンの娘か!?なんて話もあった。

ロングラン・ヒットを記録した舞台劇の映画化で、私に分かっているところでは、原作者・演出家・主役のアレック・ボールドウィンの3人が、そのまま映画にも関わっている。
日本でも2005年のときの舞台公演では、ネプチューンの原田泰造が演じたりしていたようだ。

「入れ替わり」ネタの映画、ということを明かしても、それほどネタばれにはならないだろう。その先の話が重要なのだから。
結婚式の日、見知らぬ老人とリタ(メグ・ライアン)の心が入れ替わってしまう。
新婚のピーター(アレック・ボールドウィン)は、別人のようになってしまったリタに戸惑うが…。

ムードのある音楽や、大好きなメグちゃんが出ていたり、観やすかったり、など、なぜとは言えないけれど、とてもお気に入り

じつは、以前に数回観たときまでは、いったい何がテーマなのかは、よく分からなかった。
今回、ああ、と気づいたのは、エンディング近くのリタの言葉「私、怖くない(I'm not afraid.)」から。
リタは生きることを怖がっていた。こんな世の中で生きるのは可哀想だから子どもは欲しくない、とも。
そんな彼女が、死を間近にした老人の生を生きる経験によって変わったのだ。
きっと、この世は生きる価値がある、というように、価値観が変わったのだろう。
などと考えてみた。
ありふれているけれど、相手を思う気持ち、自分の生を大切に思う気持ち、そんなことが描かれているのではないかなと。

リタの母親役パティ・デュークは、舞台と映画の「奇跡の人」でヘレン・ケラーを演じた女優さん。
父親役のネッド・ビーティは 「ネットワーク」(1976年)でアカデミー助演男優賞候補になったりしてました。もうすぐ公開の「ザ・シューター/極大射程」(2007年)にも出ているらしい。

この映画、一般には受けがよくないみたいだ。映画サイトの「IMDb」でも10点満点中の5.4点だし、拾い読みした映画評では、たいてい不評。
いいのさ、人の好みなんて、理屈じゃないんだから。
私にとっては、きっと、また何回も観たくなる映画
舞台ではロングランというから、もしかしたら、舞台で演じられるのに合っているような素材なのかも。

特記したいのは、アレック・ボールドウィンの胸毛。すごい! 肩の下からヘソまで、もっじゃもじゃ。めったに見られないモノかも。
…あ、こんな話で締めくくるのは嫌だぞ。

…えーと、前にも何かに書いたけど、メグちゃんの声は好きだなー。

(5月13日)
ノーマ・ジーンのお言葉
PRELUDE TO A KISS
1992年 アメリカ作品
監督 ノーマン・ルネ
出演 アレック・ボールドウィン、メグ・ライアン、シドニー・ウォーカー、パティ・デューク、ネッド・ビーティ、スタンリー・トゥッチ、キャシー・ベイツ

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評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)



● COMMENT ●

懐かしい・・・

若かりし頃、会社の先輩と新宿で見たっけなぁ。
すっごい期待してたので、正直なところ「それほどでもなかったかな?」というのが当時の感想でした。ボーさんも書いてらっしゃるとおり、何がテーマなのかよく分からなくて。
でもたぶん今見直したら、もっとちゃんと理解できそうな気がします。ていうか、グッとくるかもしれない・・・。

私が覚えてるのは、メグちゃんがすごい不眠症で、生まれてこの方ほとんどちゃんと寝たことがない、という設定だったこと。(たしかそうですよね?)この事実が、彼女のそれまでの人生を表しているのでしょうか。
あ、あとプロポーズのシーンも良かったですね。ものすっごい唐突な、出会ったばかりのプロポーズで、それに対してメグちゃんが「いいわ」とか即答してませんでした?あれが良かった(笑)。

>紅玉さん

そうですよねー、全体を見ると、たいしたことないかなあ、という意見も分かるんですよ。
感動もさらっとしたものだし、おじいちゃんは見栄え的にどうか、という問題もあるし。(…ああっ、けなしてるみたいじゃん!)
私が好きな映画って、音楽が好きな場合がかなり多くて、この映画も、それは当てはまります。

メグちゃん、不眠症、合ってます。
唐突なプロポーズと、あっさりしたOKの返事。私もいいなと思いました。こういう形も理想かも。テレパシーみたいな感度で。
そういう出会いがあったらなー。

私もこの映画のデボラ、好きです

昔にテレビで見ました。
タイトルにつられて。。。エリントンナンバーですもん!
ガーシュインが歌詞に出てきますしね^^
デボラ・ハリーの危うげな「A Prelude To A Kiss」が印象的でした。
デボラがジャズ歌ってるーーー!ってビックリしました!
入れ替わりの話は裏覚え・・・ですが、ロマンティックコメディはメグ印!って思いました。
また観てみようかな~。
アレック・ボールドウィンの胸毛も確かめたくなってきた(笑)。
タイトル曲はボーさんの仰るとおり、歌手泣かせのクセのある、難しいメロディーですね~。その分一度覚えたらヤミツキになって、鼻歌で歌ってしまいますわ。
メグ様のロマコメは使われている曲がいつもイイですよね。

>uniko@ニャンくん

さすが、音楽通ですねえ!
私は、エリントンの曲とは知りませんでした。
ガーシュウィン出てます!? そこまで把握してません。(ははは…)

ぜひ、また観てくださいよー。胸毛チェックに。
違った、メグちゃん&歌チェックに!

それにしても、あんな難しいメロディ、作らんといて! って感じですよね。それだけに、歌えると心地いいでしょうねー。

初めまして!

ボー・BJ・ジングルズさん初めまして!
トラックバックしていただきありがとうございました。

肝心の映画の内容以外にも、俳優さんや音楽、歌に至るまで詳しく感想が書かれていて、すごいな~と思いました。
音楽については、私は日本のアニメなら多少語れるのですが、洋画の音楽となると全然分かりません(汗)。オープニングも、そんな構成だったけ、と全く思い出せないほど(汗)。
でも、老人と花嫁(メグ・ライアン)がキスで入れ替わるシーンは、あっさり入れ替わるのではなく、映像の演出でも盛り上げてくれたし、音楽も一緒に「その瞬間」までじわじわ高まっていく感じで盛り上げてくれて、印象的なシーンになっていたと思います~。

「一般には受けがよくない」と書かれていますが、私もそんな気がします(笑)。
私が公開当時、映画館にこの作品を観に行ったときも、私以外にお客さんは数人しかいませんでしたし(汗)。
でも、人目を引くような派手ななにかがあるわけじゃないですが、この作品が伝えたいメッセージは普遍的なものだと思うので、たくさんの方に見てもらいたいですね~。
単純に、「老人と花嫁が入れ替わる」という要素だけを見ても面白いと思うので、愛を誓い合った若いカップルに見てもらえれば、お互いの愛を再確認できていいんじゃないかな、とか思ったり。

それでは、失礼します~

>兎と亀マスクさん

いらっしゃいませ、はじめまして。
TB先を探していて、映画中心ではないけど「入れ替わり」を扱ったブログさんで面白いなと思いTBさせていただいていました。

入れ替わる話は、映画でも、いくつかあると思いますが、メグちゃんファンの私ゆえ、この映画は何度も観ていて、おなじみになりました。
何回も観ていると親しみがわいてくる、そんなふうな作品ではないかなーと…。(どんな映画でも当てはまることかもしれませんけど。)

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