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2020-03

「ブラッド・ダイヤモンド」 - 2007.06.14 Thu

実は、あまり観る気がなかった映画だ。
ただ、評判がいいのは知っていた。
直接、背中を押されたのは、映画ファン友達のKさんから面と向かって(実際に会ったからだけど)、お勧めを受けたからだった。
それに、最近ジェニファー・コネリー嬢の出ている映画を選んで観ているのだが、偶然この映画にも彼女が出演しているせいもある。
まあ、とにかく、ディカプリオなど、どうでもよかった。アフリカでの血塗られたダイヤモンドをめぐってのアクション、というのにも惹かれてはいなかった。

レオナルド・ディカプリオとジャイモン・フンスー
(c) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

観たのは、銀座シネパトスという映画館。小さな館だ。あまりメジャーではない独自の作品を公開したり、ロードショー公開を終えた映画を引き続いて上映もしている、ユニークな映画館。
最終日の最終回に観たのだが、かなりの混雑だった。人気あるじゃん、と内心驚いた。公開日は4月7日だから、もう2か月も経っているのに
やはり、いい評判が広まっているのか。

予告編では、「『ラスト サムライ』の監督…」と言っていたので、私などはカチンときていた。エドワード・ズウィックという、れっきとした名前があるだろうが。ちゃんと名前出せよ、と思ったのだ。
ズウィック監督の名前を出しても知名度が…ということだろうが、失礼でしょう?
「『ラスト サムライ』の監督エドワード・ズウィック…」と、してもらいたいね。

前置きが長くなった。
…で、おもしろかったよ。
ハリウッド的な娯楽映画として、じつに安定している。で、「ラスト サムライ」のときに感じた印象と似ているのだ。
それなりのスケールと明快なエンタメ性を備えた映画。

ディカプリオは、よかった。ちょいワルで、大人びていた。
この先、少し楽しみにもなった。
「誰が為に鐘は鳴る」を思い出すような場面もあったねえ。

ズウィック監督、往年のハリウッドの、名の通った監督に近いものがあるようにも思える。
ただ、個性がないか。きっちり、まとめあげる手腕は信頼できるが、監督としての色がないように思う。そこが少し、つまらない。色がないのが個性?
単純明快なら、それはそれで、もっとグッとくる何かが欲しいのだった。

よく出来た映画、という面を見れば、本当に出来は良い。
でも、ひねくれ者の私は、もっと、ひねりのある映画のほうが、心を惹かれやすいのでしょうか。
ハリウッド製娯楽映画のお手本として優等生だが、ひねりのない優等生すぎる、とでもいいましょうか。

…と、文句を言ってるように見えるけど、星は3つ半ですからね。

ジェニファーが素敵だったのと、大佐が「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」のイムホテップだったのが忘れられない。(笑)

レオナルド・ディカプリオとジェニファー・コネリー
(c) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

(6月8日)

BLOOD DIAMOND
2006年 アメリカ作品
監督 エドワード・ズウィック
出演 レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー、カギソ・クイパース、マイケル・シーン、アーノルド・ヴォスルー

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評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

何時もありがとうございます。

 実は私も知人の薦めがなければ、見逃していたかも知れぬ作品でした。「銀座シネパトス」という素敵な劇場は羨ましい限りです。
 何せ私は昨年の映画公開率が全国ワースト5の地に住んでいますもので。興行収入が見込めるメジャー系作品は複数館で上映するのに、優秀なミニシアター系作品等の公開は皆無。最近東京へ転居した知人を羨ましく思っている昨今です。
 往年勤務していた都市には同じような映画館があったのを思い出します。前年のキネ旬ベスト10公開が名物でした。気に入らなくて観ていなかった作品も「多数決で選出された」ことに敬意を表して此処で観たものでした。
 昨年のキネ旬ベスト10作品では、「太陽」「カポーティ」「ゆれる」等は早く観たい作品です。「フラガール」だけは明後日観られるので楽しみです。
 「ブラット・ダイヤモンド」は見て良かったと思います。そういえば「誰が為に鐘は鳴る」を連想するシーンがありましたね。

大佐?

誰だっけ??
と、そんなトボケたコメントしかできない私を許して。観たくせに完璧忘れとります。いやはや。(汗汗)
ディカプー、やけに図体デカくなったなぁ・・・とそんなとこばっかり見てたせい?
あ、これレビュー書いておりませんので、TBの心配は不要ッス。

誰がために・・・

ボーさん
わたしもね、「誰がために・・・」脳裏をよぎりましたわぁ。
サービスショットのラブシーンがなくたって、あれで十分に胸きゅんですわ。

大佐!

ボーさん、TBありがとうございました。
そうそう、大佐!『ハムナプトラ』ですか、見てないんですけど・・・どんな役ですの?悪役?
私、『24シーズン4』のボスキャラの強~いイメージがあったので、スクリーンに出てきたとき「絶対このオッサン、後でいらんことしてきよるで・・・」と直感致しました。
>もっとグッとくる何かが欲しい・・・
何となく言いたい事が分かるような?
まとまり過ぎたエンディングが何となく優等生っぽかったかな?
ウチのダンナも「もっと後に重いモンが残ると思ってた!メッセージは重いけど意外と後口が軽かった」とか感想を漏らしてました。

>アスカパパさん、小夏さん、紅ナナカマドさん、uniko@ニャンくんさん

アスカパパさん、お話をうかがいますと、東京に映画を観に行くことができる幸せを実感します。
観に行こうと思えば、ほとんど選び放題ですから。
実際、この週末にも、マリリンの映画を観に行こうかと考えていますし。

小夏さん、大佐っていうのは、レオ君が、頭が上がらないお方です。彼に採掘場の爆撃を頼みました。彼がダイヤを横取りしようとしました。
さて、お分かりに?
お、ご覧になってたんでしたっけ。じゃ、レビュー書かなきゃ!

紅ナナカマドさん、ああいうシチュエーションは、感動的ですよねえ。
実際に、ああなったらイヤですけど、映画だとオイシイ場面です。いいとこどり、してますよね。

uniko@ニャンくんさん、イムホテップはですね、敵役です。息で砂嵐を起こしちゃうくらいのパワーを持っております。
予想どおり、いらんことしてきました、おっさん。
ところで、ダンナさんの感想、ピタリです。それも言いたかった!

こんばんは☆

ジャイモン・フンスー、『ハムナプトラ』イムホテップ役だったのですね!
よく覚えてないかも・・・この俳優さん、今後もチェックしたいです☆
感情を噴出させる様は、鳥肌が立ってしまいました!

>とらねこさん

えーと、アーノルド・ヴォスルーですね、イムホテップは。ダイヤを横取りしようとする大佐役。あの顔立ちは記憶にあるんですよ。
フンスーさんのほうは、私も過去の作品の記憶がありませんが、いい俳優さんですね。いままで知らなかったのが不思議なくらいでした!

>ジングルズさん

ジャイモン・ハンスウ(←なんかこっちの表記の方がしっくりくるのです)は、いろいろ観てらっしゃるはずですよぉ~。
「グラディエーター」ではマキシマスの心の友であるジュバを、
「アミスタッド」では、奴隷のリーダーのシンケを、
「イン・アメリカ~三つの願い事」では、余命短い画家を、
「エラゴン」では、不思議な滝の向こうの村のリーダーを、
それぞれ演じてたじゃないですか~。
「アイランド」「コンスタンティン」「サハラに舞う砂」にも出てました。
彼は、立ち居振る舞いがいいですよね。声も印象的です。主人公を影から精神的に支える役どころが多いので、私は「守護天使俳優」と呼んでます(笑)。

>かもめんさん

うう、ハンスウですか、反芻…難しい漢字すぎる…。
おおっ! 「グラディエーター」は観てますね。でも1回だけのせいか、彼は覚えてません。
ああっ! 「エラゴン」には、いました! そうだそうだ! 
「アイランド」での記憶はないです。その他、挙げていただいたのは観てないですう。
守護天使というのは、分かるような気がします。どこか敬虔(けいけん)な感じもしますよね。

ボーさん、こんにちは!
テンプレートが変わって、シンプルでスッキリとした印象になりましたね。

この「ブラッド・ダイヤモンド」は、観て良かったと思いました。
ラストはきれいにまとまっている印象ですが、
私はそこで安心できたんですよ。

恐らくあれはアフリカの現実を描いているんでしょう。
いろんな人の尽力で、ラストで希望が持てて、良かった~と思いました。
情け容赦ない銃撃や、少年兵の洗脳など、
あまりにも悲惨な状況が繰り広げられてましたからね。

イムホテップは、私もすぐに分かりましたよ★
濃い顔ですもんね (≧ε≦)

クリスマス用テンプレでーす。サンタとトナカイいますので。
気が向いたら、その後も使いますよ。

ラストは少し希望が持てましたね。
内戦の悲惨さは、見るのもつらいものです…。
で、あの俳優を見ると、どうしてもイムホテップ!!


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