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「ダーク・ウォーター」 - 2007.06.15 Fri

鈴木光司・原作、中田秀夫・監督による「仄暗い水の底から」(2001年)のリメイク
オリジナル版は衛星放送で見て、好印象をもった。その当時の感想を載せてみよう。

「仄暗い水の底から」☆☆☆☆平日に映画を観るのは珍しい。きょうは時間の余裕があったのである。
原作は読んだことがある。基本設定は同じだが、他は、かなり変えているように思う。
けっこう、ぞくぞくした。怖いものチラリズム。
最後に思ったのは、母が子を守る愛というのは、理屈じゃない、ということ。
しかし、マンションに引っ越してきて、すぐに雨漏りじゃあ、たまらん。
他の住人が部屋の扉から、まるで出てこず、主役2人だけしかいないのも怖い。
雨が降って、雨音も強い夜に観たのは、偶然? 映画と同じようなところに住んでなくてよかった…。
さて、リメイクは、どうなるか。〔2004・3・30(火)〕

なんだかいいですね、ビジュアル的に。
(c) 2005 TOUCHSTONE PICTURES. All rights reserved.

いま、ジェニファー・コネリーさんの映画をできるだけチェック中という「マイ・ブーム」であるが、このリメイクも彼女が主演。
いちばんの見どころは、ヒロインのダリア(ジェニファー・コネリー)のラストの決断にあると思うが、ハリウッド版リメイクは、その決断に至る理由として、ダリアと彼女の母親との関係について、しっかりと見せていた。そこが素晴らしい。
エンディングも、悲しみの中に希望を灯されたようで救われる。ここも素晴らしい。

細かく比較するには、オリジナルのほうを忘れてしまった部分が多いが、基本は同じような展開だと思う。

古いエレベーターの違和感、屋上の鍵が開いている、嫌がっていた娘が一転して引っ越して来たいと言い出す。
天井の水漏れ、上階の足音。
屋上の水タンクが画面に映ったときは、来た来た!と思いましたよ。ふふふ。

調子のいい不動産屋に、ジョン・C・ライリー。何か秘密でもありそうな管理人に、ピート・ポスルスウェイト。
びっくりしたのは、弁護士役のティム・ロス。観ていたときには分からなかった。こんな顔でしたっけ。携帯で他人の顔写真を撮るのが、なんか怪しいんですけど。何かの証拠になるのでしょうか。趣味? だったら、それは、ちょっと…。

母娘が引っ越すのは、ニューヨークのマンハッタンとクイーンズの間にある細長い島、「ルーズベルト島」。
島へ行く交通手段として使っていたのが、トラム(ロープウェイ)。こういう場所があるんだ、と面白く観た。
夫と離婚調停中のダリアは、娘とともに暮らすためにアパートを探すが、家賃が安いからというわけでルーズベルト島に来たのだ。
陰気っぽいアパート。ルーズベルト島全部がそうなのかは知らないけれど、いかにも、な雰囲気なのだ。
違う土地で部屋を探せばよかったのに…。すでに、ダリアは見えない力に引き寄せられていたのかも…。

ジェニファー・コネリーとアリエル・ゲイドの母娘の演技は、文句をいう点はないでしょう。
ホラーというより、切ない母子愛の物語でした。

ポスター
(c) 2005 TOUCHSTONE PICTURES.
All rights reserved.

右のポスターには、「『ザ・リング』の著者から(の作品)」と書いてある。(つまり、鈴木光司のこと。)

この作品を観たときも、じつは「仄暗い水の底から」を観たときと同じく、強い雨が降っていた…

(6月10日)

DARK WATER
2005年 アメリカ作品
監督 ウォルター・サレス
出演 ジェニファー・コネリー、アリエル・ゲイド、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、ピート・ポスルスウェイト、ジョン・C・ライリー、ティム・ロス、ダグレー・スコット

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評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

私も今日、TVで観ました^^

ボーさん、こんばんわ。
私も、たまたまスカパーかけてて、『ダーク・ウォーター』観ました!
ジェニファー・コネリー、素敵でした!わたしゃ『ブラッド・・・』のジェニファーよりコッチの方が好きです!
芯の強い女性らしさ、母性なんかがとても自然で、日本人好みの繊細な感じなど、密室サスペンスにピッタリ!最後は泣けちゃいました・・・
そうそう、管理人のピートさん、胡散臭さが心地よかったです(笑)
オリジナルはお母さん、助かるんでしたっけ?忘れた・・・原作は読んでないんですけど、最後の悲しいシーン、切ない親子愛(自己犠牲)、鈴木光司さんの作品のテイストをとても感じました。ホラーと言うより悲しい・・・

>uniko@ニャンくんさん

おおおっ! 観ていただきましたか! ありがとうございます。(関係者じゃないけど。)
私も「ブラダイ」より、こちらのジェニファー嬢がいいです。もっとも、こっちは主役というのもありますしね。
オリジナルが面白かった映画のリメイクを彼女主演で、というので、以前から観たかった作品だったんです。

オリジナルの最後は…書けません…ネタばれなので…黒木瞳さんが…(「…」が多い)…(笑)

純然たるホラーと思って観ると、ハズしますね、この映画は。そういう見方で評価を下げてほしくない、立派なドラマです。

母の愛

ボーさん、こんにちはー。
ホラー映画として観るなら、邦画の「仄暗い・・」の方が怖かったと思いますが、母の強さや愛の映画としては「ダーク・ウォーター」の方がよかったですね。特にエンディングは母と娘の関係を描くシーンとして象徴的でした。
ジェニファー・コネリーもこの作品を母性愛の映画と感じていたようです。

ピートさんも

バリバリ怪しかったけど、ティム・ロスの存在感がいかにもな感じで、なにかやらかしてくれるのか?と期待していただけに肩透かしを食らった気分です。個人的に好きな俳優さんなので、もうちょっと見せ場というか・・・ねぇ。
思わず、えー!これだけってありー?!と叫びそうになっちゃいましたよ。(^^;

私も、オリジナル版よりハリウッドリメイク版に一票ですね。オリジナルも悪くはなかったけど、ここは好みで。
母親の影に怯える主人公は最後のあの決断で救われたのかな?

>紅ナナカマドさん、小夏さん

紅ナナカマドさん、そうですね、エンディングは母性愛に満ちていました。
ただ、ひとつ思ったのは、日本だったら、あんなことになる前に、すでに成仏できているのではないか?ということ。オリジナルがその点どう描いていたか忘れてしまったのですけど…。

小夏さん、そうでしょー! ティム・ロス。けっきょくフツーの方だったみたい。登場したときの、男の依頼人には厳しく、女性には甘い、みたいな説明も何の伏線にもなっていないですよね。
あれで救われたか? うーーーん…複雑ですねえ。

遅れてすみません!

>この作品を観たときも、じつは「仄暗い水の底から」を観たときと同じく、強い雨が降っていた…。

雰囲気たっぷりで良かったですね♪
こういうじとっとしたホラー映画をみる時は、周りの環境も大事です!

感想に書き忘れたけど、あの弁護士さんは、ホント写真撮りすぎで怪しかったです。結局何もなかったけど!
管理人さんについては通報のためでわかりますが、ヒロインを撮る必要ってあったんでしょうか。
美人さんだから記念に…という感じがしました(笑)

>ジェニファー・コネリーとアリエル・ゲイドの母娘の演技は、文句をいう点はないでしょう。

この二人の演技が一番の見どころでした。
とくに子役の自然な演技が素晴らしいです。こんな可愛い子だったら、誰でもすぐ母親の気持ちに共感できます!
母子愛を中心にしたこの作品に最適のキャスティングでした。

>宵乃さん

いえいえ、TBのみというのもありですし、パソコンをする時間がなくなる場合もありますから、そんなに気を使わなくて大丈夫です。こちらの返事が遅いこともあるでしょうし。

雨が降っていたのは偶然ですが、雰囲気が整うといい感じですよね。
写真撮ってる弁護士って、もう覚えていないんですけど(苦笑)、怪しくて、いいかも!
そういえば、ジェニファー・コネリーさん、最近見たっけ、見てないんじゃないかなーと、ふと思いました。


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