「アビエイター」 - 2005.03.30 Wed

(c) 2004 Miramax Films. All rights reserved.
THE AVIATOR
2004年 アメリカ作品
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセール
3月中有効の優待券をもらって、何をやってるのかなあと見てみたら、月末ぎりぎりから「あ、アビエイターが始まるじゃん、ラッキー!」ということで、行ってきました。
賞レース絡みの映画なので、一応チェックはしてみたかったのだが、じつはあまり期待していなかった。そのせいか(?)、思ったより面白かった。少なくとも、3時間弱の長さを感じないほどに、飽きなかった。
レオ君がハワード・ヒューズを熱演。ヒューズといえば…うーん、よく知らない人だったのだが、この映画では、彼が映画を作る話も出てくるので、映画好きの私としては、興味を持って観ることができた。
スターが集まるクラブなど、映画関係の場面は、華やかで見た目に楽しい。
キャサリン・ヘプバーンを演じたケイト・ブランシェットは、さすが!うまい! 彼女はキャサリン・ヘプバーンの声をずっと聞いて練習したらしいが、話し方は、かなり似ていると思う。
観客の中には、キャサリン・ヘプバーンって誰?オードリーじゃないの?なんていう人がいるんだろうなあ…。
エヴァ・ガードナーを演じたケイト・ベッキンセールは、ブランシェットと並べて比べられちゃうから可哀想かも。
ハワード・ヒューズは、強迫神経症的な潔癖症だったようだ。握手も、なかなかできないくらいに。
他人の襟にゴミがついていても、気になってしまう。でも、好きな女となら、いくらくっついても大丈夫みたいだったね(笑)。
子どもの頃に病気で隔離されていた経験が、映画の冒頭で示される。大人になって潔癖症が高じると、彼は自分で自分を隔離してしまうほどにもなってしまうのだ。
金持ちであるという恵まれた力を使って、自分のやりたい放題に、映画や飛行機に情熱を傾けるあたりは痛快ですらある。
楽なばかりじゃないと思うが、こんなに好きなことに打ち込めて生きることができたら、やっぱり幸せなのではないだろうか。
たとえ、その裏返しに、病的な潔癖症に苦しむ姿があって、その苦しさのマイナス面を帳消しにするための「やりたい放題」だったのではないかと思えるとしても。
レオ君って、童顔というのか、まだまだ小僧っ子に見えてしまう点が、損をしていると思う。
もっと詳しくは、ちゃんとHPのほうで書くつもり。あとで。
ヒューズが作った映画「地獄の天使」(1930年)、観てみたくなった!(3月27日)

(c) 2004 Miramax Films. All rights reserved.
トラックバックは、「シカゴ発 映画の精神医学」様、「No Cinema,No Life」様、アビエイター@映画生活様に。
(文中でリンクしていますから、トラバ返しは不要です。トラバ返しをいただいたら削除するかもしれません。)
評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
● COMMENT ●
期待しすぎました
>tommy-styleさん
スコセッシとしては、多少の雇われ仕事的立場もあったのかもしれませんね。
しっかりした作りは相変わらずですし、私は楽しめたので納得です。
点数評価、投票させていただきました。
TBありがとうございました。
>大丈夫みたいだったね(笑)。
↑ミルクを飲む場面で、自分のテリトーリーへ
入れる人間と入れない人間とキッチリわけるのね
と思って見ていましたーー。
レオは童顔、少し損ですよねーー。
>rikaさん
好きな女だったら、がんばって病的な潔癖症の壁を乗り越えないと、どうしようもないですからね。母親の代わりみたいな面もあったかも。
私のハンドルの由来は、HPのほうに書いてあります。BJは、単にボーとジングルズの頭文字です。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/91-c7c701ea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


飛行機や美術など芸術面は150億円をかけた大作とあって凄みを感じましたが、やはり「スコセッシの映画」と観てしまいますから、社会性が軽薄すぎると感じてしまいます。ディカプリオが製作総指揮を務めていることもあり「ディカプリオの映画」として観に行くべきだと思いました。
10点中5点くらいです。
MyBlogで「アビエイター」を10点満点でレイテリングして頂く企画を始めました。宜しかったら投票にご協力ください♪
TBさせていただきます。宜しくお願いします。