「300<スリーハンドレッド>」
飽きずに観たけど、ちょっと最後は泣けたけど、終わってみれば、なんだか何も残らない映画だった。

紀元前480年のテルモピュライの戦いを描いている。
Web版百科事典のウィキペディアによれば、ギリシア軍はスパルタの300人を含めて5200人、対するペルシア軍は21万人。

出陣。レオニダス王、妻と息子との別れ。
(c) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.

山と海に挟まれた狭い道で迎え撃つギリシア軍は3日間を持ちこたえた。狭い道では、ペルシア軍は小人数ずつしか押し出せず、大軍の有利さを生かせないのだ。
だが、間道の存在を知ったペルシア軍は、ギリシア軍の背後に回ることに成功。
ギリシア軍は、スパルタの300人など合計1300人が残り、ペルシア軍の前に玉砕した。
映画では、スパルタの300人しかいないようだったけど、ほんとは1300人いたんだね。

スパルタ軍のレオニダス王以下、筋肉もりもりの男たちが、ペルシアの兵隊をバッタバッタと槍で突き、刀で斬りまくる。
俳優がグリーンスクリーンの前で演技して、背景をはじめ、ほとんどの部分でCGを使っているようだから、筋肉も作り物ではないだろうか。
先進CG技術を確認するような映画です。
それにしても、パンツ一丁で戦ってたのか…と思ってたら、ジャック・ルイ・ダヴィッドの絵では全裸なんですけど。(その絵はこことか、「ウィキペディア」の「テルモピュライの戦い」のページなどにあります。)
戦闘時はパンツくらい着用するけど、ふだんは、それさえもはいてない兵士が多かったという話もあり。ギリシアのあたりって、寒くないのかな。

思ったよりも序盤から、戦いの場面に突入。それで映画の最後まで持たせたのは感心する。
「シン・シティ」フランク・ミラーによるコミックが原作なので、「シン・シティ」の映像スタイルが好きだった私は、その点だけは興味があったが、ほとんど男しか出てこないようなので、いまひとつ乗り気になれないでいた。
でも、最近、映画館で観たい映画がないことと、月初めの1日で入場料が1000円ということで、まあ、観てみるかと。
1000円なら許せるかな。

戦いの場面は、スローモーションを多用。観ていて面白くはあるが、それ以上のものではない。
ドラマ的にも、たいしたことはないし。ただ、戦うのみ!

おもしろかったのは、体じゅうにアクセサリーをつけた、美しきペルシア王クセルクセス。演じるは、ロドリゴ・サントロ。シャネルのCMでニコール・キッドマンと共演したり、2004年のピープル誌「世界で最も美しい50人」に選ばれたりしている。
カリスマっぽくて適役に思えたぞ。ほほに傷を受けたときの反応の演技などは、べリー・ナイス!
実際のペルシア王が、どんな人物だったのかは知らないけどね。

そういえば、「ムーラン・ルージュ」で、ちょい役だけど脚本家オードリーを演じたデヴィッド・ウェンハムが出てたんだけど、どの人? ディリオスという役で、スパルタ軍の兵士だと思うけど…さっぱり分からなかった。(笑)

(7月1日)

スパルタ軍に退却はない!
(c) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.

300
2007年 アメリカ作品
監督 ザック・スナイダー
出演 ジェラルド・バトラー、レナ・へディ、ロドリゴ・サントロ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト、ミヒャエル・ファスベンダー

トラックバック:
七月のうさぎ様レザボアCATs様映画の心理プロファイル様ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!様300 <スリーハンドレッド>@映画生活様シネマトゥデイ様エキサイト:シネマ様goo映画様、映像全般を楽しもう(ブログペットのグループ)

評価☆☆☆(3点。満点は5点)
[2007/07/01 22:56] | 映画感想(大きいスクリーンで鑑賞) | トラックバック(10) | コメント(12)
<<とうもろこし | ホーム | 「アイズ・ワイド・シャット」>>
コメント
>デヴィッド・ウェンハム
デヴィッド・ウェンハム(=ファラミア)はですね〜、冒頭と最後に語り部してた人ですよー!もちろん、ナレーションも彼ですよー!ある意味、一番目立つ、おいしい役立ったんですが、何故だかジングルズさんには印象に残らない役だったのですね(悲)。
筋肉はCGで増強してたってのはあるんでしょうね。斜腹筋が発達してる人はマジで鍛えてる人だろうなと思って、わき腹ばかり注目してました(笑)。
[2007/07/02 01:11] URL | かもめん #frK3hhYY [ 編集 ]
>かもめんさん
うおお!
あの方でしたか!
どうも「ムーラン・ルージュ」での顔しか記憶になくて分かりませんでした。私には、ファラミアのイメージは、まったくないのです。(爆)
としても、目に怪我してからの場面しか記憶にありません。その前は、どんなことしてたのか…。
生き残って語り部だったから、ナレーターでもあるんですね!
[2007/07/02 06:35] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
筋肉はCGなしだそうですよ。
とは、スナイダー監督談ですが、なーんか嘘くさいッスよねぇ。(^^;

それはそうと、デヴィッド・ウェンハムですが、私は逆に「ムーラン・ルージュ」の脚本家オードリーってのが、どーしても思い出せません(汗)。いえ、「ムーラン〜」は何回も繰り返し観ているから「ひょっとしてアレ?」ってのは予想つくんだけど、
ファラミア隊長とも語り部ディリオスとも全く一致しませんのですよ。ああ、情けないこっちゃ。(^〜^;

ところで、ボーさんは麗しきペルシア王クセルクセスに萌えたのですね。なるほど。
ロドリゴ君、あんなブッ飛びメイクしているから一瞬気づかなかったけど、確か「ラブ・アクチュアリー」にも出演していますよ。「ラブ〜」のときは二重◎のかわゆさだったのに、今回はちょっとキモかった。あ、そこがいいのか。(笑)

TBありがとうございました。
ボーさんのレビューはうちの記事内にリンク貼っておきました。よろしゅうに♪
[2007/07/02 17:02] URL | 小夏 #mQop/nM. [ 編集 ]
>小夏さん
やっぱりCGつけてるでしょー、筋肉。そろって、あんなわけないっしょー。そりゃ鍛えたかもしれないけど。

「ムーラン・ルージュ」のオードリーってば、ボヘミアン仲間で作品を作っていたときの、最初のメンバーである、作家です。
ユアン・マグレガーが「サウンド・オブ・ミュージック」を歌って、皆に気に入られ、「一緒に脚本を書くんだ」とジョン・レグイザモに言われて、いやなこったい、「グッバーイ!」と叫んでドアを閉めて去っていった人です。
それきり彼は出てきません。(爆)
ほんの数秒も画面に映ってたでしょうか…嗚呼。(笑)

で、萌えてません! 面白いと思っただけです。
と書くと、かえって怪しい、とか言うんでしょ?
しかし、真実は語っておかねば! 全ギリシアに語り継ぐのだ!
[2007/07/02 21:42] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
たった今、確認しましたっ!!
ありがとーーーーーっ!!!
悩み解決!爽快スッキリじゃ!これでぐっすり眠れますぅぅぅ。
しっかし、あんな濃ゆいメイクじゃさっぱりわかんないって。(^〜^;
[2007/07/02 22:02] URL | 小夏 #mQop/nM. [ 編集 ]
>小夏さん
濃いメイク? あの顔で覚えていること自体が、間違いであったか?

では、おやすみなさい。
[2007/07/02 22:27] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
その通り♪
ボーさん、こんばんは〜☆^^
そうなんですよね、ちょっとスローモーション、多用しすぎじゃないか、って思ってしまいました!
効果的に使うというより、何でもかんでもスローモーション、ストップモーション、って感じでしたよね。
「またか・・」と、映像技術的にも飽きが来ました。
そして、あの濃い顔で「THIS IS SPARTAS!!!」こればっかりなんですもん。

とは言え、おっしゃる通り、ロドリゴ・サントロが面白かったです♪気に入りました^^
[2007/07/03 01:15] URL | とらねこ #.zrSBkLk [ 編集 ]
>とらねこさん
スローモーションといえば「ワイルド・バンチ」ですよねー!
(って、古すぎて、ご存知ないですよね?)

ユニークなスタイルの映画であることは確かです。
負けると分かっていながら玉砕って、たとえば硫黄島の日本軍と同じような気がして、日本だけじゃないんだなーと意外な感想をもちました。

ロドリーゴ! いいキャラしてましたよね!
[2007/07/03 07:40] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
ロドリーゴ♪
僕もファーストデイに「ダイハード4.0」と2本立てで観てまいりました。
似て非なるマッチョ映画2本立てでございました(^^。
映画を観てから何日かたちますが、この映画でまず思い出すのは身の丈3mぐらいあった
クセルクセス王ですね、やっぱり。
初めて出てきた時は宇宙人かと思いましたもん。
史実を知らなくて、「宇宙からの侵略者に立ち向かう地球の戦士の物語」って聞いて観たら、
ホントにSF映画だと思ったかも(^^;。
[2007/07/05 09:31] URL | kiyotayoki #- [ 編集 ]
>kiyotayokiさん
入場料が安い日にハシゴですか! それは素晴らしい行動です! 私も、やればよかった。
クセルクセスって、でかかったんでしたっけ。いつも他人より上の方にいる印象はあったのですが。
どういうつもりでペルシア軍を描いたのか、何か意図があるのかとも思いましたが、あんまり何も考えていなさそうですよね!
ただ、おもしろくしてみた、みたいな。
[2007/07/05 23:18] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
スローモーションはよかったです
こんにちは!
タイトル検索をしていたら、「300」があったのでお邪魔させてもらいます。
スパルタ軍が裸で闘っていたと、意外な情報があったので驚きました。
盾をしっかり作って、頭は兜で守っていたのに、
どうして裸という無謀で危険な姿で闘いに出てたんでしょうね?
不思議だわあ〜

それから、監督コメンタリーを聞いていたら、
やっぱり筋肉はCGじゃないと言ってましたよ。
みんなに苦労して鍛えてもらったと。
100%信じるかどうかは別としてね(^^ゞ
[2008/03/08 14:47] URL | YAN #9L.cY0cg [ 編集 ]
>YANさん
見つけていただき、ありがとうございます!
This is THANK YOUUUU!!(ちょっと違う)
ハダカについては別途、ご連絡いたしました。

あんなふうに筋肉できるんなら、私も俳優になろうかなー。(笑)
[2008/03/08 23:01] URL | ボー #0M.lfYJ. [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/913-eeaca356
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
300(スリーハンドレッド)
親が子供にその誇り高き戦士の魂を伝えていくスパルタ。 そこには親子間の甘えはない。 7歳になると少年は母親と離れ野に解き放たれる。 生きていくためにあらゆることをしなければならない。 圧倒的な暴力・・・。 ある日いつもと同じように少年が一人、野に放た...
[2007/07/02 00:40] mahirose cafe
「300<スリーハンドレッド>」試写会で見てきた映画感想
まさか当たるとは思ってなかった、試写会が当たったので見てきました。「300<スリ
[2007/08/05 13:55] Wilderlandwandar
300 (スリーハンドレッド)@我流映画評論
今回紹介する映画は、『300 』です。まずは映画のストーリーから・・・紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬
[2007/10/07 19:08] ジフルブログは映画・音楽・札幌グルメを紹介|GFL BLOG
300 スリーハンドレッド
 『300人VS1,000,000人、真っ向勝負!』 コチラの「300 スリーハンドレッド」は、史上もっとも熾烈な闘いのひとつとも言われる紀元前480年の"テルモピュライの戦い"を基にしたフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを斬新で強烈なヴィジュアルで映画化したR-1
[2007/10/18 22:42] ☆彡映画鑑賞日記☆彡
mini review 07084「300 スリーハンドレッド」★★★★★★★☆☆☆
解説: 『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。屈強なスパルタの王レオニダスを『オペラ座の怪
[2007/12/11 02:24] サーカスな日々
『300』\'07・米
あらすじ紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。わずか300人の精鋭たちとともにペルシアの大群に立ち向か...
[2008/01/09 23:31] 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
300<スリーハンドレッド>
監督:ザック・スナイダー 原作:フランク・ミラー 製作:2007年 アメリカ 出演:*ジェラルド・バトラー *レナ・ヘディ *デヴィ...
[2008/03/08 14:49] Rocking Chair Blog
『300<スリーハンドレッド>』
自分のまわりの友達はこの作品を酷評している人が多くて、観るつもりが当初はなかったもののなんとなく気になったんで観てみました。 紀元前480年、大帝国ペルシアが数々の国を征服し、次なる標的に定めたのはスパルタ。ペルシアの王・クセルクセスは服従の証を立てる
[2008/06/17 21:56] cinema!cinema!〜ミーハー映画・DVDレビュー
300(スリーハンドレッド)&シバトラ&鴎
300(スリーハンドレッド)はWOWOWでし5日に鑑賞して 結論から言えば悪くないが好みに合わず2度目は無いね 内容はスパルタ王がペルシア大王の軍門に下るのを拒否し 100万人VS300人の戦争が起こって闘う展開だったね ペルシア軍100万人は異常
[2008/08/14 21:57] 別館ヒガシ日記
300 <スリーハンドレッド>
300人VS1,000,000人、真っ向勝負! 
[2009/08/22 21:29] Addict allcinema 映画レビュー
或る日の出来事


映画感想など&マリリン応援ブログ。記事中では大きなネタばれナシ。コメントはネタばれOKなのでご注意を。トラックバック(TB)は承認制。こちらからのTBが不具合で送られない場合はご了解ください。コメントできないときはメールでご連絡を。


日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)


黒猫マリリンはカーソルで、かまってやってね!
鳴いたり、手を出したりするよ!
白猫ノーマ・ジーンはクリックすると、しゃべりに来るよ!





過去の記事の一部には「ブログランキング参加中〜」という文面がありますが、現在はすべてのランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。よろしくご理解ください。

映画感想の評価について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。好きだなあと思ったら3.5点に星が到達、という感じ。



goo Pink Ribbon 2009 ブログパーツについては、こちらを参照。






前回までの2択の結果は、こちら
プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード