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2019-12

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 - 2007.08.12 Sun

ハリポタ第5弾。
ヴォルデモート卿が復活したことを信じようとしない魔法省。
ホグワーツ魔法魔術学校には、ドローレス・アンブリッジ(イメルダ・スタウントン)が赴任、彼女は魔法省の官僚である魔女で、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)がヴォルデモートに会ったことを嘘だと決め付け、学内には厳しい規律をもたらす。

憎らしい先生が絶品なイメルダ・スタウントン
(c) 2007 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights
(c) J.K.R. Harry Potter characters, names and
related indicia are trademarks of and
(c) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

いやー、このイメルダ・スタウントン、憎たらしいですねー。(右の画像)
うまい!
卑劣、残忍。魔法省の権威を後ろ盾に、横暴ざんまい。
性格が悪いくせに、ぶりっこピンク好きなのが気持ち悪い。
スタウントンさん、ちょうど先日観た「フリーダム・ライターズ」でも、ヒロインに反発する先生を演じて、憎まれ役だったが、悪役でこれだけ憎たらしかったら、役者冥利につきるでしょう。

ハーマイオニー(エマ・ワトソン)の提案で、ハリーを中心にした有志が「ダンブルドア軍団」を結成する。
アンブリッジに隠れて、「必要の部屋」で魔法の練習に励むメンバーたち。

劇中、何度も現れるのが、ハリーの悪夢。ハリーの精神が、どこかでヴォルデモートと、つながっているかのような兆しが見える。
唯一の身内として親しんでいるシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)がヴォルデモートに捕まった、と感じたハリーは、ダンブルドア軍団のメンバー数名とともに救出に向かう。

おおまかに言えば、そんな話。

いちばん印象に残ったのはイメルダ・スタウントン。
次にゲイリー・オールドマン、そして、出番は少ないが、ヘレナ・ボナム=カーター(脱獄した魔女べラトリックス・レストレンジを演じた。彼女はシリウスの、いとこ)。
なにしろ、べラトリックスは、あんなことしちゃったんですからね。印象深くもなります。

ハリーの精神部分などでダークな雰囲気が覆っているあたりは悪くないと思うが、ストーリー的にヤマとなるのがラストの戦いだけでは、ちょっと弱い気がする。
原作を2時間数十分にするには、どれだけ原作を切り捨てて、うまく、まとめるかが問題。
私は原作は読んでいないが、かなりボリュームがあるはず。
本作の脚本化の成否は、どんなものだったのだろう。

ひとつ疑問なのは、ハリーの恋人(?)チョウが、不可抗力とはいえ、仲間を裏切る形になっていること。原作は違うらしいではないか。
どうして、そんなふうにしたのか!

ハリーたち3人組
(c) 2007 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights
(c) J.K.R. Harry Potter characters, names and
related indicia are trademarks of and
(c) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

マギー・スミスエマ・トンプソンなどといった名優が、ちらっとしか出番がないのも、ぜいたくで、このシリーズならでは。

ここまで観てきたら、シリーズ最後までお付き合いしないと、いけません。
どうぞ、最後まで、メンバーが代わらずにいってほしいものです。
役柄よりも俳優の年齢が高くなっているから、代わったほうがいいという話もあるようだが、イメージが変わってしまうことのほうが問題なので、演じる人物は、代わらないほうがいいと思う。

(8月11日)

HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX
2007年 イギリス・アメリカ作品
監督 デヴィッド・イエーツ
出演 ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、イメルダ・スタウントン、ゲイリー・オールドマン、レイフ・ファインズ、アラン・リックマン、ヘレナ・ボナム=カーター、マイケル・ガンボン

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評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

きのうはやり方も

きのうはやり方も実行したいです。
だけど、もろぱると理解するはずだったみたい。

>ノーマ・ジーン

友達のもろぱる君と理解する?
実行して、やり方を明日でもいいです。

原作ではアンブリッジ先生もっと憎たらしいです。で、ガマガエルのような顔とあったように
記憶しています。 チョウが裏切るようにしたのは登場人物をあまり増やしたくなかったから
かしらーと思います。 それでなくても複雑な人間関係ですからね。 原作では魔法省にあった
預言は結構重要なカギだったような気がしますが あまり今回の映画では解明されていなかった
ですよね。 あと2作、最後までみたいものです。

>Nanakonaさん

さすがにガマガエルまでは行かないですね、スタウントンさん。
でも、今回は最も印象的なキャラだったのは確かでした。
チョウちゃん可哀想。ハリーの好きな人を、ああいうことにするなんて意地悪な脚本ですねえ。
預言の話は、映画では、その意味がよく分からなかったですね。いきなり出てきて、何だそりゃ?というもんです。
それが、あそこに置いてあったのも、いきなり感がありました。
短い映画では、説明不足は、しかたないのかなー。

芸達者ですよねぇ

ボーさん、こんにちは。
スタウトンさんは私の中では「ヴェラ・ドレイク」のイメージが強いので、本作品を観て「これが同人物?」と驚きました。お顔は同じなのに。
あのぶりぶりピンクのお洋服(仕立はばっちり良さそう)に絵に描いたようなティータイム。意地悪さ、憎々しさが強烈に伝わってきます。一方でどこか、悪役道化の滑稽味が隠し味にあって彼女の存在感はダントツでした。
出番はそれほど多くなかったけれど、ヘレナ・ボナム・カーターも強烈でしたわ。

>紅ナナカマドさん

私も「ベ(携帯だと、ウにテンテンが出ない)ラ・ドレイク」を観ました。それまではスタウントンさんは知りませんでした。
ハリポタ次回作には登場しないのかと思うと残念です。
ヘレナ・ボナム=カーターは当初予定された女優が妊娠のための代役ということらしいですが、エキセントリックな魔女にはぴったりでしたね!

コメントとTBありがとうございました。

ボーさんのレビューを拝読したお陰で少しは理解度が進みました。ありがとうございます。(それでもハリーとヴォルデモート卿の関係などややこしいですが(汗))

イメルダ・スタウントンは、私も最も目についた俳優です。そうですか、「フリーダム・ライターズ」(←私は未見です)でもそうでしたか。
昔から悪役、仇役、憎まれ役は、不思議に演技派が多いですね。と、書いている今も憎たらしかった男優、女優の顔・顔・顔が、走馬燈のように浮かんでは消えていきます。(笑)

>アスカパパさん

少しはお役にたったようで、うれしいです。
悪役って、うまくなければ、できないといいますか、印象に残らないんじゃないかと思います。
演じるのも楽しいのではないかと…。
本当の性格も同じだったら、シャレにもなりませんけど!

断然原作派ですが、

映画もまたキャラや世界観がかなり確立されているので、これこはこれで良く出来ていると思います。

ただ、
>本作の脚本化の成否
となると、やっぱり「NO」ですね。
全体的な流れはそこそこ忠実ですが、その分ひとつひとつのエピソードがうす~く引き伸ばされちゃっているので、これじゃ原作の面白さが全然伝わらないな、と。そこはものすごく残念。

その中で光っていたのは、やっぱりイメルダ・スタウントンさんですね。
原作では5割増で憎憎しいのですが、映画の彼女もなかなか。
ハリポタの吹替版は誰も彼も納得いかないのですが、彼女の場合、吹替も憎ったらしいのがこれまた宜しいです。(笑)

>小夏さん

映画が原作の深さに及ぶには、どうすればいいのか、難しいですね。
まあ、ムリなんじゃ?(あっさり)
違う方法論で作る、とかになっちゃいそうな気がします。
原作好きが映画を見ると、どうしても、ね。

どのくらい憎たらしかったのか、読み返して思い出そうとしましたが、あんまり思い出さなかった…(苦笑)
でも、いまさらながら、よく完結しましたよね、シリーズ。


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