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2020-02

「続・荒野の用心棒」 - 2007.09.27 Thu

DVDジャケット(海外盤)
映画が始まると、すぐに、印象的なギターのイントロに続いて、♪ジャンゴ~と歌が流れてくる。
フランコ・ネロが棺桶を引きずりながら、泥地を歩いてゆく後姿。
かっこいい。

さあ、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の北島三郎の歌で初めてこの歌を知った、という方も、メロディを知っているなら、歌いましょう。
まず、コーラスが「ジャンゴ~」と1回歌ったあとに、「ジャンゴ~」と入りますからね。

(コーラス:♪ジャンゴ~)♪ジャンゴ アイヤマト ソロレ 
(コーラス:♪ジャンゴ~)♪ジャンゴ マディメンキカ セポイ
ケシミメ ウォゥオ~ ケシヤマ ウォゥオォオ~ ケシヤマ オナボルタ ソゥワ~♪

…イタリア語なので、さっぱり意味が分かりません。(爆)
(注:ちゃんと英語バージョンもあり、DVDにも収録されています。)   

この歌、このオープニングだけでも、歴史に残る名場面ですねー。
作曲は、ルイス・エンリケス・バカロフ。彼は「イル・ポスティーノ」(1994年)でアカデミー賞をとってます。映画音楽以外でも、けっこう有名じゃないでしょうか。たぶん、いまもお元気なんでしょうね。

お話は、アメリカ南北戦争直後。
ジャンゴがやってきた町は、アメリカ人のジャクソン少佐とメキシコ人のウーゴ将軍が争い、荒れ果てていた。
大勢の人が逃げ出し、町は、あたかもゴーストタウン。
ジャンゴが、この町に来た理由は何なのか…。

「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を観てから、その元ネタにされたところが多い本作を観たくなっていた。久々にDVDで鑑賞。
映画のタイトルと鑑賞した年月だけを書いてある「映画鑑賞ノート」を見てみると、1973年、1974年と観て以来、なんと33年ぶり、3回目の鑑賞だ。
当然、前の2回は吹替えのテレビ放映。映画を観始めた頃だから、懐かしいうえに、印象にも残る作品。
とにかく、この映画の中でいちばん記憶に残ったのは、ジャンゴの歌である。覚えやすいメロディ、映画音楽の名曲のひとつ。
これだけ熱くて、かっこいい映画主題歌も少ないだろう。

映画は、荒削りで、決してA級とはいえないが、それを補って、あまりあるパワーがある。
今回、観直してみて納得した。引きつけられる何かがあるね。
ラストの決闘も、アイデアがあって、おもしろい。都合がいいといってしまえば、それでおしまいなんだけど。
しかしまあ、拳銃を撃つと、ろくに狙いをつけてなくても、必ず当たる、という、子どもの拳銃ごっこみたいな…。(笑)
ヒーローが撃てば、なおさら当たる!
いいねえ。

今回、印象に残ったのは、1対1のケンカの場面。殴り合いのケンカを見守っている周囲の人間たちもカメラが時々映すのだが、そのカメラが揺れまくりなのだ。
粗くて、臨場感がある。
おもしろい!

ジャンゴは、色黒で精悍な顔と青い目の、フランコ・ネロ。
ヒロインは、ロレダナ・ヌシアク。彼女の珍しい名前、この1作だけで覚えてたし。懐かしいなー。

マカロニ・ウエスタンを観たことがなくて、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」で少しでもマカロニ・ウエスタンに興味をもったなら、たとえば、この「続・荒野の用心棒」を観てほしいものだ。
「続」となっているが、「荒野の用心棒」とは関係なく、独立した話なので、単独で観ても何の問題もない。
なんで「続」と付いたのか。クリント・イーストウッド主演の「荒野の用心棒」がヒットして、こっちも似たようなイタリア製西部劇ですよ~、と言いたかったんだろうね。
なんともテキトーな、ヒットすればいいや、なタイトルです。

「続・荒野の用心棒」をブログ検索すると、「スキヤキ~」ばかりが、ずらりと並ぶ今。
「スキヤキ~」を観たのをきっかけに、「続・荒野の用心棒」、さらにはマカロニ・ウエスタンへの道を進む映画ファンが、いてほしい!

そういえば、墓場に花が1本。「スキヤキ~」、これも真似したんだろうか?

(9月24日)

DJANGO
1966年 イタリア・スペイン作品
監督 セルジオ・コルブッチ
出演 フランコ・ネロ、ロレダナ・ヌシアク、エドゥアルド・ファヤルド、ホセ・ボダロ、アンヘル・アルバレス

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評価☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

● COMMENT ●

ん~~?

自分が観たのってこれかなぁ。いや、イーストウッド版だな、たぶん。
なんせ昔の話なもので、記憶が、、、。(^~^;

けど、これってフランコ・ネロ主演だったんですね。というと、ポスターの彼がそう?
フランコ・ネロといえば、「ダイハード2」のいまいちショボ目の麻薬王というイメージが強かったのですが、
この映画の彼はなかなか良さげな感触ですわね。(笑)
B級タッチでノリのいい映画って大好きなので、チェックしておきまっす。

>小夏さん!!

コメありがとうございますー!(御存じと思いますが、米じゃないよ。)
観たかどうか分からないのに、気軽にコメくれる小夏さん大好きだわー。愛してる~。
フランコ・ネロって「ダイ・ハード2」出てたんでしたっけ? さっぱり忘れてる私。
かっこいいですよ。まだ20代、このポスターは手書きですし、いまいち似てない。
「スキヤキ~」とダブルで観ると、いっそう楽しいと思いますよ。
みんな、そういう見方をしないのかなー。あ、「続・荒野~」がレンタルで見つからないのでしょうか。

こんにちは、はじめまして。トラバありがとうございます。
「続・荒野の用心棒」歌がいいですよね~。英語バージョンもありますが、やはり私はイタリア語バージョンが好きで、今でもよく聴いてます。
この映画のフランコ・ネロは、渋くてカッコ良かったですね~。この映画の後『ヒッチハイク』観たので、よりそう思いました(笑)
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』があまりヒットしていないのが残念ですね。十分、楽しかったんですけどね。
『プラネット・テラー in グラインドハウス』『デス・プルーフ in グラインドハウス』といい、何か映画の視点に共通するものを感じます。あと『ホステル』も。
また、覗かせていただきます。リンク貼ってもよろしいでしょうか?

>チェズさん

いらっしゃいませ! ありがとうございます!
イタリア語バージョンは、かっこいいですよね! あの言葉があるからこそ、マカロニウエスタンの雰囲気という気もします。
…「ヒッチハイク」は知りませんでしたが!

9月はB級テイストの映画の楽しさが、いっぱいでしたね。
リンク、ぜひ、よろしくお願いします。こちらからもリンクいたします!


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続 荒野の用心棒

続 荒野の用心棒「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」がオマージュを捧げている作品がこれ。西部劇好きの間では、この映画を“ベスト・オブ・マカロニ”とする人が多い。マカロニ・ウエスタン特有の、暴力とお色気をきっちり抑え、お約束の皆殺しへとなだれ込む。物語は、流

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