「パンズ・ラビリンス」 
これから観ようと思っている方へ忠告。
少女が主役の可愛いファンタジーと思ってはいけません。圧倒的に残酷な戦争の現実を直視した、重い作品。

今年のアカデミー賞で、撮影・美術・メイクアップの各賞を受賞したことで、私はこの映画の存在を知った。
少女が迷宮へ行くファンタジー? 内容は分からないまま、今年いちばんといっていいほど、日本公開を楽しみにしていた。
初日初回、恵比寿ガーデンシネマは込むだろうからと、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋に行った。空いていた。正解。

メルセデス…やさしい人かも
(c) 2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y
ESPERANTO FILMOJ

ストーリーの初めは…。
1944年当時のスペインは、自由や民主主義を許さない暴力的なファシズムで独裁政権を敷いたフランコが支配し、それに抵抗するゲリラ勢力との内戦が絶えなかった。
映画の舞台は、ゲリラが隠れ住む山中。ビダル大尉(セルジ・ロペス)率いる一隊が、彼らを掃討するために山地に駐屯している。
そこへ臨月のカルメン(アリアドナ・ヒル)と娘のオフェリア(イバナ・バケロ)がやってくる。カルメンのお腹の子はビダル大尉の子ども。再婚相手のビダルが、子どもを自分のそばで産ませるために母娘を呼び寄せたのだ…。

数冊の本を大事に抱えているオフェリア。父が戦争で死に、孤独な少女の心の支えは、本の中の世界だけだったのか。
新しく父となるビダルの、彼女に対する出迎えは、高圧的なものだった。
ビダルのあらゆる態度から、彼女は感じていただろう、この義父は私を愛していないと。
戦争に人生を翻弄される彼女は、悲惨な周囲の状況から目をそむけ、パン神の導く迷宮(パンズ・ラビリンス)のような世界に遊ぶ。もちろん、迷宮イコール安全な母親の胎内、への無意識な回帰願望と、とらえてもいい。

パン神がまた、独特の造形。善にも悪にも見えるところが、とてもいい
オフェリアの最初の道案内を果たす昆虫(妖精?)にしても、可愛らしいとはいえない。
マンドラゴラの根は奇怪な赤ん坊のようだし、巨大なカエルも不気味。
極め付けは、のっぺらぼうのような男(ペイルマン)。動き出したかと思ったら、なんと目が…。これに追いかけられたら、気絶しそうなくらい恐ろしいかも。
まるで甘ったるいメルヘン(おとぎ話)になっていないのには、私は強烈に惹かれる。
(少女の)イマジネーションの素晴らしさ。
ファンタジー以上に、ホラー風味も存分にあるところが、いい。

怖そうな義父…いや!
(c) 2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y
ESPERANTO FILMOJ

一方のビダル大尉に象徴されるのは、残虐な現実世界だ。
やはり軍人だった父の遺した時計を大切にしていて、その父親のように立派な軍人として生きたいと望んでいる。
容赦なく人を殺し、拷問もする。ファシストそのものの存在であり、見る人から見れば、この世の悪魔でもある。

切られた口を自分で縫うのを、正面から撮っている場面がある。
口が裂けている映像もすごいが、痛さを堪えて縫うところを見せるとは、これまた、すごい。
この男の、底知れない怖さを表した。

ビダル大尉を演じるのは、セルジ・ロペス。私は彼の出演作では「ポルノグラフィックな関係」(1999年)を観ているが、今回の役柄とは似ても似つかない。
メイド頭(?)のメルセデスには、マリベル・ベルドゥ。「天国の口、終りの楽園。」(2001年)で、2人の青年と旅する女性を演じた人だ。
パン神とペイルマンは、ダグ・ジョーンズが演じた。彼はモンスターなどのクリーチャーに扮することが多く、最近では「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」でシルバーサーファーになっていた。

メルセデスや医師など、信じることのために戦い壮烈に生きるゲリラ側の人間たちの描写も的確で、結果的に反戦映画にもなっているが、独特のダーク・ファンタジーの世界は、とても魅惑的
きっと、これはギレルモ・デル・トロ監督でしか、なしえない映画の味わいなのだろう。
私は、この監督の作品は他に「ミミック」(1997年)しか観ていないが…そういえば、あれも新種の昆虫の話で、独特な風味があった。

ファシズムがはびこる社会では、無垢で自由な精神は弾圧される。
オフェリアにとっての生きる場所は、どこにあったのか。

ラストは深い余韻を残す。あまりにリアル。
実際にも戦争中には、似たようなことは多かったに違いない。
…しかし、少なくとも少女の夢の世界は、苛酷な現実の前でも、決して失われることはなかった。戦争のファシズムには負けなかったのだと思いたい

パン…不思議な存在
(c) 2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y
ESPERANTO FILMOJ

(10月6日)

EL LABERINTO DEL FAUNO
2006年 メキシコ・スペイン作品
監督 ギレルモ・デル・トロ
出演 イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、アリアドナ・ヒル、ダグ・ジョーンズ

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評価☆☆☆☆(4点。満点は5点)
 
あら、シルバーサーファーの人なんですか。 
 BJさん、こんばんは!

 観たいんですよね、この映画。同じくオスカーで知って、ずっと気になっていました。「可愛らしいファンタジーではない」とは以前からなんとなく耳に入っていたんですが(スティーヴン・キングが絶賛するくらいだし)、本当、凄まじいようですねぇ。

 すごく観たい、という気持ちは変わりませんが、体調がよくて気持ちがしっかりしてるときに観にいこう、と思いました。
>香ん乃さん 
「トゥモロー・ワールド」が絶対とると思っていたアカデミー撮影賞を逃した、その相手が、この「パンズ・ラビリンス」だったんですよ。
しかも、知らない映画だったのに、いきなり3部門受賞。興味を引かれました。
半年以上も待たされましたが、観られて良かったです。
キングが絶賛してたんですか? なるほど、納得!
ぜひ、体調のいいときにチャレンジしてください。映画ファンを名乗るならば、見逃せない映画と思われます。
はじめまして 
はじめまして。TBありがとうございます。

今回の外国語賞は本当にいい作品が多かった と まだ3作しか観てないのですが 感じます。
ソフィー・ショールも確かそうですよね?未見なのですが・・・(いつもレンタル中)。

善き人へのソナタ アフター・ウェディング このパンズ・ラビリンスを見比べると やはり 善き人へのソナタ が 一般受け度では一番勝ってますね。

ラストシーンの美しさが さらに悲しさをそそりましたが 結局自由軍が勝たないことをわかって観るとさらに悲しいですよね・・・。

では失礼いたします。
こんばんは 
この映画、ボクもアカデミー賞授賞式の時に知って、観たいなぁと思っていたんでした(なのにすっかり忘れておりました^^;)。
今、やってるんですね。これは観なくては。
板橋にワーナーマイカルがあるんですか?
行ったことないから、ボクも板橋にしよっかな(^〜^。
>プリシラさん、kiyotayokiさん 
プリシラさん、いらっしゃいませ!
私は「善き人へのソナタ」「アフター・ウェディング」などなど、観ていないのですよ。
その映画に観たいポイントがないと、なかなかチェックには至らなくて…。
「パンズ・ラビリンス」は一般受けという意味では、少し、むずかしいですよね。
コメントありがとうございました! またよろしくお願いします。

kiyotayokiさん、思い出してもらえましたか? では、観に行きましょう!
東武東上線の東武練馬駅下車、3分くらいです。池袋から各駅停車でないと止まらないのがネックでしょうか。池袋から、そんなに遠くはないです。
穴場ですよ。ぜひ一度!
 
こんばんわ。TB&コメントありがとうございました。

牧神=シルバーサーファー!!!
俳優って凄いですね。  ・・・なんか軽くちょっとショック。


配給の会社の方は、キャッチコピーとかご苦労されたみたいですよ。
こういう作品を日本でもバンバン興行していただきたいです。
 
こんにちは〜
これ、やっと日本に来ましたか!長かったですね〜
やっぱり面白そうで期待が高まります♪
でも私が観るのはまだまだ先になりそう・・・(++)
>紫さん、わさぴょんさん 
紫さん、ダグ・ジョーンズさん、「ミミック」の怪物昆虫もやってたそうですよ。
かぶりもの俳優じゃないですけど、おもしろいものですね。
この映画のキャッチコピー、知らないんですけど、何も知らずに観たほうがインパクトがあってよかったなと思います。
知らないで観て失敗する場合もあるので、賭けみたいなものですが…。

わさぴょんさん、そうなんですよねー。アカデミー賞のときに知ったのですから、それから長かった。
でも、待ったかいがあった映画とも言えます。
DVD待ちでしたら、あと半年後? ぜひ忘れずにチェックしてくださいね!
 
ボーさん、こんにちは。

わたしもこの作品、初日にはりきって観てきました。
シルバーサーファーの人だったとは知りませんでした☆
ヘルボーイもそうみたいですね。
『ミミック』気になってたけど未見だったのでこれをきっかけに観たくなりました。
あの化け物たちがすごく良かったです♪
きょう、あずきで 
きょう、あずきで抵抗したいなぁ。
でも、華子さんと流出したいなぁ。
でも、執着したかったみたい。
だけど、きょうノーマ・ジーンが尋問しなかった。
>migさん、ノーマ・ジーン 
migさん、おおっ!初日に行かれたんですね。仲間だ!
トロ監督、(デル・トロ監督といったほうがいいのでしょうか)「ヘルボーイ」も観てみたいですね〜。
その代わり、週末あたりに「デビルズ・バックボーン」を観る予定です。
「ミミック」は、あまり覚えてないですが、ヒロイン(ミラ・ソルヴィーノ)が襲われるシーンが、ちょっと怖かったです。

ノーマ・ジーン、うーん、「流出」って何だか、ヤバそうな言葉だなー。どこで覚えてきたん? うちで、そんな言葉使ったかなー?
尋問は、しなくていいよ! 分かった?
TB&コメントありがとうございます♪ 
観てよかったです♪ボーさんに教えてもらわなきゃ、気づかずにDVDがレンタルされるのを待つことになってたかも(^^;。
そうそう、メルセデス役のマリベル・ベルドゥ、どこかで見た女優さんだなと思ってましたが、「天国の口、終りの楽園。」の彼女でしたね♪
>kiyotayokiさん 
お役に立てまして、うれしく思います。
愚なる感想文も、たまには役立つなー、と。

私はベルドゥさん、「天国の口〜」を観ていたにもかかわらず、気づきませんでしたっ!
たびたびお邪魔しちゃって恐縮です。 
まだ映画の余韻が残っているので、またコメントに反応させて
もらいました。
ベルドゥさん、見てるうちに気づいたことは気づいたんですが、
ちょっとお年をめしたせいか、今回はエジプト人タレントの
フィフィさんをつい思い浮かべてしまいました(^^;
>kiyotayokiさん 
いいえ、ご遠慮せず、どんどん、おいでください。
言われてみて、この感想文の最初の画像のベルドゥさんを確認してしまいました!
ううむ…たしかに似ている…のかな? 私は観ているときは、そんなことは思わなかったですよ〜。
フィフィさんは、これから、いろんな番組で売れっ子になるでしょうか。
 
こんばんは!
この作品のキャスト&スタッフは、ほとんど馴染みのない方ばかりでした。
かろうじてギレルモ・デル・トロ 作品は1作品を観てるのみでしたが、
他の作品も観てみたくなりました。
将軍の怖さは本当にモンスター以上!彼の姿が映るだけで心臓がバクバクでした(^^;
音楽もとてもよかったですね。TBさせていただきます〜。
>kiraさん 
こんばんは、ご訪問ありがとうございます!
デル・トロ監督作品は、私も過去、かろうじて「ミミック」は観ていましたが、ほとんど知らないようなものでした。
このあと「デビルズ・バックボーン」を観ましたが、これもよかったですよ。
ホント、人間がいちばん怖いです…。
ダグ・ジョーンズのお顔が見たい。 
 BJさん、こんばんは。今更ですが観てきたので、トラバさせていただきました。

 恵比寿ガーデンシネマで観ましたが、12月になってもまだ公開が続くそうです。注目度の高い作品なのですね。平日の夜に観ましたが、公開してずいぶんと日が経っているにもかかわらず、それなりにお客さんが入っていました。
>香ん乃さん 
ありがとうございます。
コメントの文面から、それほど気に入らなかったかなと思って、感想を読みに行きましたが…案の定でしたか。
私は、もう1回観てみたいくらいなのですが。
たぶん、いろんな「今年度の映画ベスト投票」でも、いいとこ行くのでは、と思います。
うん・・・ 
最後の一言、じーんとしちゃいました。
そうですね!その通りです。
ファシズムに少女の夢が負けたわけでは、決してないんですよね。

>まるで甘ったるいメルヘン(おとぎ話)になっていないのには、私は強烈に惹かれる
私も、とってもとっても惹かれました。
すごく恐ろしくて、素敵な夢でした。
マンドラゴラの叫び声は、悪夢のように凍りつきそうでした。
>とらねこさん 
おお! じーんとしていただいて、ありがとうございます! 
書き手として、それ以上の喜びはありません。

とらねこさんはホラー好き(?)なので、この映画のテイストも気にいられたでしょうね。
そうそう、あの叫び声は、すごかったです。
いろんなことの意味を確認するのに、もう一度観たいなあと思いつつ…今まで時が流れてます…。
No title 
ボーさん、こんにちは!
久々にボーさんと好みが合いましたね〜(^^)

私もボーさんの最後の一行には、うんうんと納得しました!
少女は現実逃避をしたのでもないし、
自分なりに恐怖の試練と闘って、負けなかったんだと思います。

私はあの子守唄が、ホラーのようにとっても恐しく聴こえました(^_^;
>YANさん 
こんばんは!
全体には、合ってるほうが多いですよ、きっと。
すごーく印象的な映画でしたね。最後は、そんな希望でも持たないと、やってられません…。
子守唄、いま覚えてないんですよ…そんなに怖かったでしたっけ。
いつか再見したい1本です。いまはあまり気が進まないけど。
やっと観たのです^^ 
待ったかいがありました!
期待を裏切らない素晴らしい作品でした♪

メルセデス、あの「天国の口」の彼女!!
気付かなかった〜そういわれればそうだな〜

ところでマンドラゴラって、叫び声を聞くと死ぬって言われてますよね?
「抜く時の叫び声」以外は大丈夫なんでしょうか?
>わさぴょんさん 
ふっふっふ。見ましたね〜。
私なんて1年前なので記憶が…。
そろそろBSでも放送しそうですけど。
素晴らしいイマジネーションをもった映画でしたね。
マンドラゴラですか? 縁がないので、なんともお答えのしようが…。
そばで見てみたいですけど。
コメント&TBありがとうございました。 
どうやら、ことファンタジーに関しては、ボーさんが称賛される部分が、私には反対の感想を覚えることが多いようです。この映画では例えば、大尉が裂けた口を縫うところなどです。
どちらがどうということは無しにして、やはり、各人の感じ方は多様ということでしょうね。ダーク・ファンタジーは私は苦手のジャンルです。
>アスカパパさん 
そうですね。個人の感じ方はすべて違うといっていいと思いますから、それぞれ、思ったことをつづっていって、違いを楽しめたらいいかなというところですね!
不思議な作品です。 
これはファンタジーでありながらホラーも入った不思議な作品ですね。

残酷テイストが入ってますが、これは大人が観るにはいいのではないかと思います。

「ミミック」の監督さんだったんですか。
虫たくさんでしたね(笑)
>チェズさん 
そうなんです、「ミミック」の監督。あれも奇妙な味があって印象に残っていた映画でした。
デル・トロ、このあとに借りて見た「デビルズ・バックボーン」も良かったですよ。(ごらんになってましたっけ?)

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うわぁ・・・想像していたのと全然違う。予告編の印象から、ちょっとダークな「不思議な国のアリス」、あるいはアニメ好きのギレルモ・デル・トロならスペイン版の「千と千尋の神隠し」的な物を想像していた。そして
◆プチレビュー◆現実と妄想が美しくも残酷に交錯する。どぎつくて甘美なビジュアルで描くダーク・ファンタジーの傑作。【85点】1944年のスペイン。内戦で父を亡くしたオフェリアは、冷酷な義父のビダル大尉から逃れるため、屋敷の近くの謎の迷宮に足を踏み入れる。そこで
映画「パンズ・ラビリンス」に関するトラックバックを募集しています。
またまたアカデミー受賞(撮影・美術・メイクアップ)作品を試写する機会に恵まれました。日本ではこの秋に公開予定なので、少し早めの試写会です。「パンズ・ラビリンス」、直訳すると“妖精パンの迷宮”でしょうか。ダークで、魅惑的で、人間の弱さと儚さとが併せ持たされ
   '06製作 監督ギレルモ・デル・トロ  主演イバナ・バケロ 共演ダグ・ジョーンズ、セルジ・ロペス、アリアドナ・ヒル、マリベル・ヴェルドゥ、アレックス・アングロ他によるスペイン発ダーク・ファンタジー。 第79回アカデミー賞3部門受賞、全米映画批評家協...
                                       {/hearts_pink/}人気blogランキング{/hearts_pink/}ずっと気になってた作品だったので、初日に観てきました〜
1944年、スペイン。少女オフェリアは内戦で父を亡くし、母の再婚相手である大尉
Laberinto del fauno, El/Pan's Labyrinth(2006/スペイン=メキシコ)【劇場公開】監督:ギレルモ・デル・トロ出演:イバナ・バケロ/セルジ・ロペス/マリベル・ベルドゥ/ダグ・ジョーンズ /アリアドナ・ヒル/アレックス・アングロだから少女は幻想の国で、永遠の幸せ
 メキシコ&スペイン&アメリカ ファンタジー&ドラマ&ホラー 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:イバナ・バケロ     セルジ・ロペス     マリベル・ベルドゥ     ダグ・ジョーンズ【物語】 1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権....
強烈な対比が紡ぎだす、ファンタジーとは何かという究極の問いかけ パンズ・ラビリンス/Pan's Labyrinth/El laberinto del fauno(2006)監督:Guillermo del Toro ギレルモ・デル・トロ出演:Ivana Baquero イヴァナ・バケ
監督:ギレルモ・デル・トロ出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ評価:89点公式サイト(ネタバレあります)第79回アカデミー賞ではアカデミー撮影賞、アカデミー美術賞....
☆「パンズ・ラビリンス」監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ 1944年の激しい内戦下のスペイン。この内戦で優しかった父を亡くしたオフェリアは、妊娠
 きわめて前評判の高い作品で、日本で紹介されることが未だにめずらしいスペイン映画ということもあって、かなりの期待をしていました。  しかし、自分の好みかといわれれば首をかしげざるを得ませんでした。  
 ★★★★☆  スペインの内戦下、 14歳の少女が、妖精に導かれ3つの試練に挑戦する物語。 ただし予定調和的な子供向けファンタジーではない (拷問のシーンなど残酷な場面があり、「PG-12」指定だ)。  原題はEl laberinto del fauno、英題はPan's Labyrinth。 「パ
 『だから少女は幻想の国で、 永遠の幸せを探した。』 コチラの「パンズ・ラビリンス」は、フランコ独裁政権下のスペインが舞台のPG-12指定のダーク・ファンタジーで、10/6公開となっていたのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪ 既にご覧になられた方の間では、かな...
監督:ギレルモ・デル・トロ CAST:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス 他アカデミー賞美術賞、メイクアップ賞、撮影賞 他受賞1944年、内戦終結後も荒れるスペイン。父...
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原題:『EL LABERINTO DEL FAUNO』(119’)監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ音楽:ハビエル・ナバレテ出演:イナバ・バケロ    セルジ・ロペス    マリベル・ベルドゥ    ダグ・ジョーンズ    アリアドナ・ヒルこのポスターにはすっかりダマされたなぁ。「ス
ダークでビターな大人向けのファンタジーです。舞台は、1944年、内戦終結後のスペイン。父をなくしたオフェリアは、母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地で、ビダル大尉の子どもを身ごもった母のカルメンと暮らしています。オフェリアは、体調の悪い母を心配しながら
自由を求める魂の神話 / (ネタバレの可能性あり!)「ダーク・ファンタジー」という枕詞が目に付く本作だが、この作品の根底にあるどす黒さ・禍々しさは「ダーク」などという形容詞では到底表現しきれていないのではないだろうか。昨今の清く正しいファンタジーブームの影響
≪ストーリー≫1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女
 風邪を引いてしまい、風邪薬を飲みながらパンズ・ラビリンスを観てきました。風邪と薬の影響もあってだいぶ眠かったんですが。
無垢で孤独な魂は、地獄に天国を見出そうとして、闇の悪魔を光の天使へと反転する。哀しい瞳をした少女の前に現れたのはパン(牧神)。いたずら好きの彼は戸惑う少女にこう囁いた。「あなたは、長い間捜し続けていた魔法の王国のプリンセスに違いない。それを確かめるた...
パンの迷宮を抜け出す鍵の名は心。『Pan's Labyrinth』『パンズ・ラビリンス』 ウィキペディア(Wikipedia)スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリアは、妊娠中の母親と共に母親の再婚相手であるヴィダル大尉
だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。原題 EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH 製作年度 2006年 製作国・地域 メキシコ/スペイン/アメリカ 上映時間 119分 監督 ギレルモ・デル・トロ 脚本 ギレルモ・デル・トロ 音楽 ハビエル・ナバレテ 出演 イバナ・バ
尾てい骨 頭蓋骨から 心臓へ  なんだか久しぶりです、ナメクジに尾てい骨をむじむじ齧られるような感触の映画を観たのは。しかも、ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」のときのような、頭蓋骨の内側から除夜の鐘をくわんくわん鳴らされた驚愕も味わいました。ちょっとぞ
原題:Pan's Labyrinthこの映画での"PG-12"の意味は、成人保護者同伴で小学生を映画館に連れて行って、是非観せてあげてくださいという意味に違いない・・教育指導的お伽噺・・ オフェリア(イバナ・バケロ)は、身重の母カルメン(アリアドナ・ヒル)に連れられ
いろんな世代、体験次第で見方が変わる傑作。誰かにとっては道を左右するほどの傑作、誰かにとってはお金のムダになるすごい作品。
今週の週末レイトショウは、オスカー3部門受賞の話題作。といっても、撮影賞・美術賞・メイクアップ賞ですが。ともかく、予告編見る限りは、ダーークなファンタジーな感じがプンプン。
〔映画生活〕さんでは「ホラー」に分類されてるんだね。『パンズ・ラビリンス』"EL LABERINTO DEL FAUNO""PAN'S LABYRINTH"2006年・メキシコ&スペイン&アメリカ・119分監督・製作・脚本:...
毒々しい残酷なファンタジーに喝采を!ああ、素敵だな・・・ウットリするよ。素晴しい!本当に素晴らしい!
監督 ギレルモ・デル・トロ 主演 イバナ・バケロ 2006年 メキシコ/スペイン/アメリカ映画 119分 ファンタジー 採点★★★★ もうこの位の歳にもなると、ほとんど見なくなった悪夢。稀に見たとしても途中で「あぁ、夢を見ているんだな」と気付いてしまい、もう興醒め甚だ
■状況MOVIX伊勢崎にて無料鑑賞券で観賞■動機各映画評で好評だった為■感想すみません。無料で観ちゃってごめんなさい。■あらすじ1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義
第189回『パンズ・ラビリンス』  今回紹介する作品は今年公開された映画の中で私が一番お薦めの映画『パンズ・ラビリンス』です。 本作品は1944年のスペイン内戦下を舞台に過酷な現実を生き抜くために架空の世界に身を置く少女の姿をシビアかつファンタジックに描いてい...
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これはホントに見たかった! 見逃していたのでDVDにて鑑賞。これは映画館で見たかった・・・(涙) 「1944年フランコ独裁政権下のスペイン。父を亡くしたオフェリアは、身重の母と共に継父ビダル大尉の元へ向かう。息子の誕生にしか興味のない大尉との辛い日々の中、オフ...
 シドニー・ポラックが亡くなっていたのですね。結構好きな監督でした。(DVDにて
あらすじ1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が...
さて(個人的に)三連休の真ん中な本日ですが、今日も雨{/kaeru_rain/}&特にすることも無いピロEKです{/face_ase2/} 来月(7月)は、職場の引っ越しやらナニやらで実に忙しそうで、週末の休みがあんまり取れそうにない{/face_hekomu/}ので今回の三連休は貴重なんですけ...
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パンズ・ラビリンス 通常版←家族向けではありません。発売日:2008/03/26
 スペイン内乱と、地底の国を頻繁に交錯させたこのファンタジー、評判が高いようだが、私の感想を率直に述べれば、もう一つだった。  ファンタジーが持つべき条件として「こういう世界を見てみたい」という願望を叶えさせ、満足させて呉れることが肝要と思う。  冒頭
PAN\'S LABYRINTH 2006年:スペイン・メキシコ 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:セルジ・ロペス、イバナ・バケロ、アリアドナ・ヒル、マリベル・ヴェルドゥ、ダグ・ジョーンズ、マリベル・ベルドゥ 再婚した身重の母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をと...
ギレルモ・デル・トロ監督作品「パンズ・ラビリンス」を観た。本作は同じ監督作品「デビルズ・バックボーン」の時代背景に連なることから、同作の姉妹篇と云われているようだ。私自身は「デビルズ・バックボーン」を観ていないので、それについて云々できないが、「ヘルボ...
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